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エビちゃん日記
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なかなかブログにも手が回らなくなって、
かつ大地を守る会のHPで連載中の「大地ヒストリー」も
途切れ途切れになってきてしまっている。
この間は株主総会の準備もあって、そのせいか、
夜にはもう文章を書くという気力が残ってない。
社長業1年目のプレッシャーを乗り切れれば
少しは余裕も生まれてくるか・・・いや、そう甘くはないみたいだ。
この孤独感は増していくのだ、きっと。
そうこうもがいている間にも、
「かき氷シロップ・パイン味」新発売の評判は上々で、
地元新聞にも取り上げられた。
5月30日付「伊豆日日新聞」。
沖縄・真南風(まはえ)さんから急きょ引いたパイナップルは、
製造1課スタッフたちによってすぐさまカットされ、
搾汁した上で、無事、冷凍保管された。
地元FMラジオ局からも出演依頼が入った。
6月3日放送の生番組で、とのこと。
こちらは元大地を守る会の職員で、昨年実家の熱海に帰ってきて
我が社に入社してくれた栗本遼に頼んだ。
頑張ってPRしてくれるはず。
貴重な国産パインの生産を持続させるために、
丸のまま引き受けた加工会社がある。静岡の片隅に。
意地でも売ってみせたい。
そしてこんな日々でも、意外と読書は欠かさない。
電車の中で、昼休みの数分、風呂の湯船に浸かって、あるいは眠る前に、
日本酒以上に長く続いている外せない習慣になっている。
そこで今月、遅まきながら手にしたのがこれ。
スベトラーナ・アレクシエービッチ著、松本妙子訳
『チェルノブイリの祈り -未来の物語-』(岩波現代文庫)。
1998年に岩波書店から刊行され、
2011年6月に文庫化された。
そして昨年、ノーベル文学賞を受賞した。
前から存在は気にしていたが、不覚にも読んでいなかった。
3.11後はフクシマに没頭してしまったし、
ゲンパツの関連書から “ チェルノブイリの今 ” を
知っている気になってしまっていた。
しかし読んで、深く後悔した。
なんでもっと早く読まなかったんだ。。。
「ご主人は人間じゃないの、原子炉なのよ」
深く癒されない悲しみと、愛。
これは未来の物語だと・・・
読み終えて一カ月近く経つというのに、
まだ言葉が蘇ってくる。
「子どもを生む罪。こんな罪がだれにふりかかるのか、
あなたはご存知じゃありませんか?
こんなことば、以前は聞いたこともありませんでした。」
近いうちに改めて紹介させてほしい。
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