「宣言」の罠 ?

公開日: : 最終更新日:2021/03/24 新型コロナウィルス

何年か前にも吐露したように思うけど、
3月はストレスの月である。

1年の総括に加えて来期の予算・計画の策定、
人事では昇格・昇給のための考課。。。
「責任」という名の重圧に眠りも浅くなり、
奇妙な夢を見たりする。
何年やっても慣れることはないね。

 

新型コロナは新規感染者数が下げ止まったままで、
変異株もジワジワと広がっている。
21日まで延長された緊急事態宣言をどうするか、
正解の見つからない議論が続いているようだが、
どうみても一週間で事態が好転するはずはなく、
「緊急事態」は続くと考えざるを得ない。
かといって「宣言」をこのまま継続させることが有効か
というと、どうも怪しくなってきている。
「宣言」の延長は、はたして何をしてくれたのだろうか。。。

「公」は「責任」を果たすべく「宣言」を発し、
それを力に持続化できそうにない協力金で時短営業を迫る。
「公」は上から縛らないと
営業活動の “ 自主管理 ” はしないものだと
考えているようだ。
おかげで事業者はお上に対して、
さらに「保障」を要求してしまう。

もしかして我々は、どこかで
「宣言」の罠にハマってしまったのではないか。

感染予防・クラスター防止対策を徹底するお店には、
安心してお客が来る、という健全な「自助」の高め合い、
あるいは相互の共感による「共助」はあって然るべきだ。

一方で、安直な管理でクラスターが発生した場合は、
営業停止命令が下されることも覚悟しなければならない。
食中毒発生に対して保健所が措置するように。
それは「食」に携わる事業者にとっては、
普段から心がけていることの延長だろう。

か細い助成しかできないのなら、必要なのは、
科学的根拠のない時短の「一律規制」ではなく、
ひたすらに「基本的なルールの徹底」ではないか。
かといって「自粛警察」の横行には頼りたくないけど。

「自助・共助」を呼びかけながら、
それが機能するとは端(はな)から信用せず、
中途半端な「公助」を半強制的「規制」で補完している。
そんなふうにしか見えない。
とにかく信頼関係が成立していないのだ。

いや・・・この論には
何か大事な視点が抜けてる気がしないでもない。
もっと考えよう。
いま起きていることから学んでおくために。

 

病床のひっ迫度は改善されてきているようだが、
医療従事者の苦労、緊張感は変わりなく続いている。

我が社の親会社「オイシックス・ラ・大地 ㈱」が
展開する医療従事者支援のプロジェクト
We Support』から写真が届いた。

写真は、東京・墨田区にある病院から、
支援物資への感謝の手紙とともに送られてきたもの。
支援物資の中に、大地を守る会の野菜ジュース
野菜を飲もう!ぜいたくベジタブル」の缶が小さく写っている。

分かるでしょうか。
回鍋肉の袋の前。

左には「ぜいたくベジタブル」の箱が
積まれているのも見える。
元あったフルーツバスケットの「野菜を飲もう!」を
進化させた、大地を守る会の契約農家の野菜だけで絞った
ぜいたくな野菜ジュース。

僕らには何もできないけど、
病院の先生や看護師さんたちに、ひと時の安らぎと
ちょっとした栄養補給にお役に立てたなら、
望外の喜びというものだ。

写真と手紙を返してくれた病院では、
近所の老人ホームでクラスターが発生して、
急きょPCR検査に出動したとのこと。
老人施設には、痴呆や基礎疾患を持つ患者さんもいて、
かつ医師が常駐しているわけでもないので、
あっという間に感染が広がるのだそうだ。

本当に大変だと思う。
医師・看護師の皆さま、どうかくれぐれもご自愛ください。
・・・って、この言葉が
無責任な社交辞令にしか聞こえないのがつらい。

 

いや実は今回、書きたかったのはそうじゃなくて、
「あれから10年」の話だった。

あれから10年。
それもあって、3月はつらい、のかもしれない。

「変わらなければならない。」

10年前に、みんな語っていたことだ。

僕らはまだ新しい社会づくりを成し遂げていない。
むしろ、虚しい「昔帰り」が進んでいるような。。。

あれから10年・・・

タイミングを逸しても書き残しておきたいと思う。
気力を挽回させて、次回に。

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