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元号の変わり目に-

2019/04/07
  • 日々日々フルーツバスケット
  • 雑記その他
元号の変わり目に-

5月1日をもって日本の元号が「令和」になります。
「初春令月 気淑風和
 (初春の令月にして、気淑(よ)く風和らぎ~)」

国書か漢書かといった議論にはヤな空気を感じるけど、
世間的にはほぼプラス思考で受け止められたようで、
期待感が高まったか、
このタイミングで起業された会社ならまだしも、
素早く社名を「令和〇〇」に変えた会社まで現れているようです。

こんなお酒も早速登場。

やりますねぇ、、、脱帽です。

元号の文字について批評できる教養はないので、
コメントは何もできないけど、
個人的な本音としては、日常的には
すべて西暦で通させていただきたいと思います。
特に仕事上の統計データや業務記録には
連続性や統一性が必要なので、
元号で記された書類を西暦に変換している思考手順は、
正直言って今でも面倒だと思うくらいだから。
ましてや3代(昭和-平成-令和)混在となると、
ちょっと勘弁してほしい、、、そんな気持ちです。

いつか老いぼれたある日、
「昭和は良かった。令和のお前たちは・・」と、
鶴田浩二(※)みたいに説教垂れていたりしてるかもしれないけど、
それはそれとして、です。

(※)昭和の一時代を博した任侠映画の大スター。1980年前後の
NHK人気ドラマ「俺たちの旅路」では特攻隊くずれの警備員を演じ、
ヤンキーな水谷豊(今は権力に屈しない紳士のデカ)らに
「お前たちは・・それでいいのか、俺たちの若い頃は~」と、
いつも説教していた。

 

4月に入り、丹那盆地も菜の花満開。

我が社の製造部門も、冬のみかんジュース・シーズンを終え、
いよいよ夏に向けてのかき氷シロップの製造が始まりました。
原料果実からしっかり作った、無添加のシロップ。
食品売り場にとどまらず、東急ハンズのかき氷器の脇にも
陳列される(全店ではありません)、長くその地位を
守ってきたテッパン製品です。

元号は変わっても、
日本の一次産業を守る、地域経済に貢献する、
このスローガンは変わらない。
粛々とやるべきことを地道にやり続ける。
その土台の上に新しい何かを年に一つ、積み上げていきたい。
さあ、今期も頑張ろう!
そんな4月7日、春の決意です。

 

さて・・・私事をひとつ、お許しください。
3月、宿題に追われる中でもらった至福の1日。

時は3月26日、場所は阪神甲子園球場。
母校・徳島県立富岡西高校、21世紀枠でのセンバツ初出場。
居ても立ってもいられず、
1日の休暇をもぎ取って応援に駆けつけました。

一回戦の相手は愛知の強豪・東邦高校。
しかも今大会で優勝の栄冠を勝ち取った高校である。

「なんとか(まともな)試合になってくれれば┅」
アルプススタンドは、大応援団で埋め尽くされました。

結果は1—3で敗北。
しかし6回までは互角のたたかい。
1回の東邦の攻撃に「0」の数字を刻ませた時の
拍手と歓声は、まるで勝利の喝采のごとくだった。
まあ、よくやってくれました。
みんな悔しながらも、いや、
「悔しいねぇ」と言わせてくれた試合内容に、
満足感を持って球場を後にしたのでした。
夏に期待を持たせて-

選手たちの一礼に、鳴りやまぬ拍手。

そのあと相手高校に向かっても一礼して、
なかなかよろしかったです
(これができる学校は、今は少ないです)。

しかも大会終了時に、すごいおまけがつきました。
なんと、「最優秀応援団賞」を受賞したのです。

そんな賞があるとは知らなかった。
翌日の朝、無添加ソース等でお馴染みの光食品・島田社長から
「おめでとうございます!」のひと言とともに
徳島新聞1面の記事がメールで送られてきて、
それによれば、
阿波踊りを取り入れた地域色あるユニークな応援、
一球一球に送られた声援と拍手の活気、
大応援団にも拘らず待ち時間や退場時のスピーディな動きと
マナーの良さ、などが評価されたとの事。
話題になった美爆音(習志野高校)や、
大阪桐蔭の友情演奏も入った極上音(東邦高校)など、
洗礼された応援団を押さえての受賞です。

後輩たちのお陰で、懐かしい同級生たちとも再会し、
一緒に声を張り上げながら応援を楽しんで、
帰りにちょっと一杯やって、ギリギリで函南まで戻る。
まさに至福の一日に酔いながら、
ただ歓喜するだけでなく、ここはやっぱ、
誇れる先輩であらねばならん、とか思ったりしながら-
頑張らなあかんですね、先輩として。

そしてもしも、
元号の変わり目の年に春夏連続初出場となれば、
半端な西暦数字より記憶に残るかもしれない。
それはそれでよし、か。

元号の存在が、歴史をゆがめたり、
きな臭い政治に利用されることなく、
平和を愛して世界に貢献する国民文化を育むなら、
素晴らしいことではあるし、そう願いたいものです。

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