元号の変わり目に-

公開日: : 最終更新日:2019/04/23 日々日々フルーツバスケット, 雑記その他

5月1日をもって日本の元号が「令和」になります。
「初春令月 気淑風和
 (初春の令月にして、気淑(よ)く風和らぎ~)」

国書か漢書かといった議論にはヤな空気を感じるけど、
世間的にはほぼプラス思考で受け止められたようで、
期待感が高まったか、
このタイミングで起業された会社ならまだしも、
素早く社名を「令和〇〇」に変えた会社まで現れているようです。

こんなお酒も早速登場。

やりますねぇ、、、脱帽です。

元号の文字について批評できる教養はないので、
コメントは何もできないけど、
個人的な本音としては、日常的には
すべて西暦で通させていただきたいと思います。
特に仕事上の統計データや業務記録には
連続性や統一性が必要なので、
元号で記された書類を西暦に変換している思考手順は、
正直言って今でも面倒だと思うくらいだから。
ましてや3代(昭和-平成-令和)混在となると、
ちょっと勘弁してほしい、、、そんな気持ちです。

いつか老いぼれたある日、
「昭和は良かった。令和のお前たちは・・」と、
鶴田浩二(※)みたいに説教垂れていたりしてるかもしれないけど、
それはそれとして、です。

(※)昭和の一時代を博した任侠映画の大スター。1980年前後の
NHK人気ドラマ「俺たちの旅路」では特攻隊くずれの警備員を演じ、
ヤンキーな水谷豊(今は権力に屈しない紳士のデカ)らに
「お前たちは・・それでいいのか、俺たちの若い頃は~」と、
いつも説教していた。

 

4月に入り、丹那盆地も菜の花満開。

我が社の製造部門も、冬のみかんジュース・シーズンを終え、
いよいよ夏に向けてのかき氷シロップの製造が始まりました。
原料果実からしっかり作った、無添加のシロップ。
食品売り場にとどまらず、東急ハンズのかき氷器の脇にも
陳列される(全店ではありません)、長くその地位を
守ってきたテッパン製品です。

元号は変わっても、
日本の一次産業を守る、地域経済に貢献する、
このスローガンは変わらない。
粛々とやるべきことを地道にやり続ける。
その土台の上に新しい何かを年に一つ、積み上げていきたい。
さあ、今期も頑張ろう!
そんな4月7日、春の決意です。

 

さて・・・私事をひとつ、お許しください。
3月、宿題に追われる中でもらった至福の1日。

時は3月26日、場所は阪神甲子園球場。
母校・徳島県立富岡西高校、21世紀枠でのセンバツ初出場。
居ても立ってもいられず、
1日の休暇をもぎ取って応援に駆けつけました。

一回戦の相手は愛知の強豪・東邦高校。
しかも今大会で優勝の栄冠を勝ち取った高校である。

「なんとか(まともな)試合になってくれれば┅」
アルプススタンドは、大応援団で埋め尽くされました。

結果は1—3で敗北。
しかし6回までは互角のたたかい。
1回の東邦の攻撃に「0」の数字を刻ませた時の
拍手と歓声は、まるで勝利の喝采のごとくだった。
まあ、よくやってくれました。
みんな悔しながらも、いや、
「悔しいねぇ」と言わせてくれた試合内容に、
満足感を持って球場を後にしたのでした。
夏に期待を持たせて-

選手たちの一礼に、鳴りやまぬ拍手。

そのあと相手高校に向かっても一礼して、
なかなかよろしかったです
(これができる学校は、今は少ないです)。

しかも大会終了時に、すごいおまけがつきました。
なんと、「最優秀応援団賞」を受賞したのです。

そんな賞があるとは知らなかった。
翌日の朝、無添加ソース等でお馴染みの光食品・島田社長から
「おめでとうございます!」のひと言とともに
徳島新聞1面の記事がメールで送られてきて、
それによれば、
阿波踊りを取り入れた地域色あるユニークな応援、
一球一球に送られた声援と拍手の活気、
大応援団にも拘らず待ち時間や退場時のスピーディな動きと
マナーの良さ、などが評価されたとの事。
話題になった美爆音(習志野高校)や、
大阪桐蔭の友情演奏も入った極上音(東邦高校)など、
洗礼された応援団を押さえての受賞です。

後輩たちのお陰で、懐かしい同級生たちとも再会し、
一緒に声を張り上げながら応援を楽しんで、
帰りにちょっと一杯やって、ギリギリで函南まで戻る。
まさに至福の一日に酔いながら、
ただ歓喜するだけでなく、ここはやっぱ、
誇れる先輩であらねばならん、とか思ったりしながら-
頑張らなあかんですね、先輩として。

そしてもしも、
元号の変わり目の年に春夏連続初出場となれば、
半端な西暦数字より記憶に残るかもしれない。
それはそれでよし、か。

元号の存在が、歴史をゆがめたり、
きな臭い政治に利用されることなく、
平和を愛して世界に貢献する国民文化を育むなら、
素晴らしいことではあるし、そう願いたいものです。

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

写真集の反響続く

5月16日(火)、 日本農業新聞に小林芳正さんの写真集の記事が掲載さ

源流の叫び……

堰さらいを終えた翌5月5日(金)。 現地に来るまでは、この日は早

「堰さらい」という協同作業から考える。

5月4日、ゴールデンウィークも後半戦に入る。 コロナはまだ収束し

4年ぶりの「堰さらい」は、厳しい災害復旧となる。

故人を偲ぶ話もこれくらいにしたいと思っていたら、 ゴールデンウィーク

つや子さんの思い出

4月の記録-その2。 このところ訃報がらみの記事が多くて心苦しい

→もっと見る

  • 2023年6月
    « 5月    
     1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    2627282930  
震災復興 ご当地エネルギー協会 丹那トンネル 畑が見える野菜ジュース 森は海の恋人 丹那盆地 谷川俊太郎 自然エネルギー 桃ジャム 久津間紀道さん 備蓄米 無添加ジャム 函南町 種蒔人 藻谷浩介さん あかね 箱根峠 丹那牛乳 カフェ麦わらぼうし COBOウエダ家 ジェイラップ 稲田稲作研究会 ムーラン・ナ・ヴァン 川里賢太郎さん 酪農王国オラッチェ 羽山園芸組合 大地を守る会 フルーツバスケット 畠山重篤さん 福島屋さん
PAGE TOP ↑