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夏休みもオラッチェで交流会

2018/08/21
  • 丹那牛乳&酪農王国オラッチェ
  • 日々日々フルーツバスケット
夏休みもオラッチェで交流会

我が社の事務所の前の、酪農王国オラッチェの通路に、
突然、おばけカボチャが雑然と並べられた。

聞けば、農場でハロウィン用に栽培していたところ、
猛暑のせいで生育が早まってしまって、収穫しちゃったんだと。
このまま10月末まで持つのか、よく分からない。
もう一回蒔いてみようか・・・とか話している。

尋常ではない暑さは、植物の生長も狂わせてしまっている。
夏休みで遊びに来る子供たちには(オラッチェは来場自由です)、
いい見世物にはなっているけど・・・

 

そんな夏の、お盆休み前の8月8日(水)、
パルシステム生協静岡の組合員さんたちが、
「産地交流会」と称してオラッチェにやってきた。
今年で2回目の企画である。

総勢30人くらいか。
募集したところアッという間に埋まって、抽選になったらしい。

我が社のケーキ工房「ムーラン・ナ・ヴァン」でもお世話になっている
伊豆市の平飼い卵の生産者「伊豆鶏業」の佐藤俊夫さんも合流し、
まずは丹那牛乳の案内から始め、
続いて温室の中で交流会と流れる。

佐藤さんが卵の話をし、丹那牛乳さんが牛乳のPRをして、
オラッチェの定番コース、アイスクリーム作り体験へと移る。

できたてのアイスクリームを堪能する参加者たち。
ここの牛乳の乳質の良さに加えて、抜群の新鮮さが
アイスクリームの味も際立たせ、感嘆の声が上がるほどだ。

そんなざわめきの中で、フルーツバスケット営業部・田中則行が
FB自慢のかき氷シロップの説明をさせていただく。

市販のシロップとの違いは、ラベルを比較してもらえば一目瞭然。
着色料や香料など様々な添加物を駆使して人工的に仕上げたシロップ
Vs.原料果実(果汁)そのものの色と味で勝負した無添加シロップ。
そして舐めてもらい、アイスクリームにもかけてもらえばOK、
皆さんうなずく、って感じ。

生協のスタッフの方も各テーブルを回り、
ふたつのラベルを比較しながら説明してくれる。

皆さん充分ご納得ご堪能いただけた様子で解散。
あとは自由にオラッチェを満喫していただく。

 

素朴な交流会だけれど、こういう作業を積み重ねることが
生産者と消費者の距離を縮め、
「良い食」が守られ、引き継がれていくことを、
僕は30数年の大地を守る会の活動で体に染み込ませてきた。

組織は違っても、いや組織など関係なく、
そこに真摯に生産に励む人と良い食を願う消費者がいる限り、
この作業はひたすら続けていきたいと思う。

ハワード卿の言葉を借りるなら、
これは平凡なイベントではない。
未来を守るための、一本の糸をつなげる営みなのだと、
僕は信じているのである。

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