僕たちも頑張る!鎮魂チャリティ

公開日: : 最終更新日:2017/03/20 丹那牛乳&酪農王国オラッチェ, 震災復興

東日本大震災から6年が経った。
もう6年か・・・

死者1万5893人、行方不明者2553人、震災関連死3523人。
ふるさとを追われ今も避難先で暮らす人、12万3千人。
うち原発事故による避難指示を受けている人、5万6千人。
そして・・未だプレハブ仮設住宅で暮らす人、3万4千人。。。
(いずれも今朝の朝日新聞朝刊から)

地震、津波という天災だけだったなら、
昨日の記念日には、人々は抱き合って復興にかけた労苦をかみしめ、
喜び合ったことだろう。
それぞれのふるさとで、祭りを復活させたりしながら。
しかし同時に発生した原発事故という人災は、
この6年、ずっと人々の心と暮らしに暗い影を落としてきた。
突然に故郷を追われる・・・
この恨みの深さは、非当事者には想像しきれない。
震災関連死の数に入らない、原発事故に起因する自死や病死もあることを、
僕らは知らされているし、今も彷徨っている人たちがいる。

福島第1原発の廃炉作業にかかる時間は40年と言われているが、
はたしてそれも怪しい。
溶けた核燃料の状態すらまだ分かってないのだから。
そして放射性廃棄物は落としどころを見つけられないまま、
溜まり続けている。
どこにあろうが、10万年は隔離しなければならないものだ。
ホモ・サピエンスの歴史に匹敵する時間を。

世界の東芝は、原発事業という罠によって破綻しつつある。
しかしこの国はまだ、再稼働に執念を燃やしている。
僕は死ぬ間際に、廃炉の行く末を見通すことができるだろうか。。。

それぞれの場所や生き方で、同じ時間でも重さは異なる。
仮設での6年は耐え難く重いことと思うが、
別な歩みを始めた人には、もう遠い時間の感覚になっていたりする。

違う営みを生きる人々の心をつなぎ続けるのは難しいけど、
僕らでもやれることは、やろう。
その気持ちだけは持ち続けたい。祈るだけでも。

 

静岡県田方郡函南町の一角で、今年も
“僕たちにできる、精一杯のこと” -チャリティイベントが行われた。

地元・函南町内だけでなく、三島や伊豆の各地から
賛同した団体やお店が出展して、
売上金の40%以上を義援金として寄付する。

我が社は申し訳ないけど、
この時期に大地を守る会の「東京集会」もあって、
連チャンでのスタッフ休日動員は忍びなく、
各自自主的な参加協力ということで許してもらう。

 

ドイツ国営放送のカメラマン、トビー・マーシャルさんが撮った
被災地の写真が展示されている。

東北を巡った記憶が蘇ってきて、
この写真群は何度見ても立ち尽くす。

 

三陸・石巻からも出店。
水産加工品をもってやってきてくれた。

今年も義援金は「石巻日日こども新聞」に寄付される予定である。

こちらは岩手県山田町の牡蠣。

漁業も復活してきているようだ。
立派な牡蠣で、2個いただく。

伊豆総合高校の生徒たちによる太鼓演奏も。

 

午後2時46分、黙とうを捧げ、
曹洞宗・長光寺住職、柿沼忍昭和尚による法要が行われる。

講話の途中、声を詰まらせる一瞬があった。
宮城県雄勝町の友人を思い出して・・・とのこと。
和尚も人の子でありまして。

両側に飾られた絵は、和尚が描いた先手観音。

震災後、たくさんの手が求められた。
いっぱいの手を差し伸べたくて、描いたんだそうだ。
願いを込めて、これからも手を描き続けたいと語る。

読経の中、焼香し、手を合わせる参加者たち。

静岡の一角から、
ささやかな手を送ります。
元気も一緒に届けられたなら、嬉しい。

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