「大地を守る東京集会」は終わらない!

公開日: : 最終更新日:2017/03/19 大地を守る会, 日々日々フルーツバスケット

3月4日、5日と二日間にわたって開催された
『大地を守る東京集会』が終わった。
大地を守る会主催での「東京集会」は、これが最後となった。

1978年2月に「地球は泣いている 東京集会」を開催してより、
ちょうど40回。
毎年欠かさず続けてきたこの一大交流イベントも、
大きな節目を迎えたことになる。
そして胸の中に籠る複雑な哀感を、僕はまだ捨て切れないでいる。
気持ちは前に向いているんだけれども。

 

1日目(3月4日)は地区に分散しての交流会。
僕は六本木会場に参加した。

振り返れば、地区交流会という形がスタートしたのが85年。
消費者会員も参画する実行委員会形式で運営した初めての年だった。
入社3年目だった僕も実行委員に選出され、
会員のご婦人たちと喧々囂々議論して実現した。
あれから33回、よくぞ続いてきたものだ。
そのパワーの源は、やっぱ
生産者と消費者のつながりを大切にしたいという思いだろう。
形はどうあれ、この精神は持続させなければならない。

この日のプログラムはCSR推進部が用意した。
『食と暮らし、その危機と希望』と題して、
オルター・トレード・ジャパン政策室・印鑰(いんやく)智哉さんの講演に
映画『街を耕す エディブル・シティ』の上映と、
かなり欲張った企画だ。
主催者側の思いは分かるが、主役は生産者と消費者である。
もっと “ 交流 ” を意識した時間配分が欲しかったね。

印鑰さんの講演テーマは「食のシステムを変える」。
米国で進んでいる健康の悪化と食の変化の関係、
とくに遺伝子組み換え食品や抗生物質の問題を紐解き、
全米で母親たちが立ち上がり、有機食品が急拡大するとともに、
有機農業(オーガニック)を包摂したアグロエコロジー運動が
新たな潮流となりつつある、という話。

映画で紹介された「エディブル・シティ
(安全な食をつくりだす街、と訳すればいいだろうか)
も含め、これらの意味を僕なりに整理して、
改めてお伝えできればと思う。
特に遺伝子組み換え食品に潜む健康リスクは、
いま日進月歩で進む腸内細菌研究も重ねてみると、
もしかしたら新たな知見も見い出せるのではないだろうか。

食(健康)の危機と新たな希望について
学んだあとは懇親会。

食材を用意してくれたのは、
福島の子どもたちの健康サポート活動を一緒に取り組んできた
アースマンシップ」の方々。
お世話になりました。
あとはみんなと楽しく飲み、
帰れなくなった北海道・美瑛の生産者、早坂清彦さんを連れて
浦和の自宅まで帰り、また飲んでしまう。

 

そして2日目(3月5日)は、
「大地宅配のオーガニックフェスタ」。
場所は有楽町駅前の東京交通会館。

いろんなプログラムが展開されたのだが、
こちらは会場運営に2名出して手薄なこともあって、
ほとんど何も見ることなく、わずかの休憩タイム以外は
自社の出店ブースに張りついた。

ジャムの出血販売に、ミニカップゼリーのつかみ取り。
たくさんの人が立ち寄ってくれて、ほぼ完売。
FB製品へのお褒めの言葉もいただき、感謝々々。
皆さま、有り難うございました。

 

さて、僕の本日の役割はこれ。
夕方からの交流会での鏡開きと乾杯の音頭。

<写真は会員の鬼弦千枝子さんから拝借>

東京集会テッパンの恒例行事となった「種蒔人」での鏡開き。
そして、気合いを入れて乾杯の音頭を取らせていただいた。

この秋、オイシックスと大地を守る会が結婚する。
すでに両社のスタッフによる統合に向けた熱い議論が始まっている。
秋には、両社の魂を融合させた、
ワクワクするような会社が生まれるに違いない。
これは何かが消えるという話ではなくて、互いの夢を形にするための、
進化にしなければならない。
・・・・・
大地を守る会という名前で主催する東京集会は、今日が最後になる。
しかし、私たちの思い、夢は変わらず、ミッションに終わりはない。
皆さんとともに、未来を切り開いていくことを誓い、
また1年後、さらに力強い握手ができることを信じて、
そして今日まで大地を守る会を支えてくれたすべての人々の幸せと発展を願って、
大地を守る会が42年掲げてきたこの言葉で、乾杯したい。
子どもたちの未来のために、
美しい大地ときれいな海を取り戻そう!

カンパイ!

幸いオイシックス代表の高島さんも、
「この大会を終わるにするのはもったいない。続けましょう」
と言ってくれた。
みんなの気合勝ちかな。。。
来年は新しい社名での新生・東京集会となる。
たたかいはまだまだ、これからだ。

我が社のケーキ工房「ムーラン・ナ・ヴァン」も、
東京集会でしか味わえない生ケーキを用意して、
晴れ舞台に臨む。

行列に並ぶわけにもいかず、
我々身内には回ってこない特製ケーキ。
今年も好評を頂いて、安堵する。

最後に、仲間と一枚。

<写真提供:西田和弘>

「大地を守る東京集会」は、終わらない。
だって、今もまだ、地球は泣いているじゃないか。

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