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土と平和の祭典-「命こそ宝」

2015/11/08
  • 大地を守る会
土と平和の祭典-「命こそ宝」

丹那暮らしの拠点「ウェルカム」に
椿の花が咲いた。
いよいよ冬モードに入っていく。
20151108ウェルカムの椿

「ウェルカム」は
会社所有のアパートに付けられた名称で、
昔は大地を守る会職員のリフレッシュ施設として
よく利用されたのだが、だいぶ古くなってきたのと、
自炊や掃除が面倒がられてか、
ここ数年はまったく利用されなくなった。
昨年6月からは僕が占拠し、勝手に修繕したりしながら
けっこう快適に暮らしている。
もちろん家賃はちゃんと会社に納めている。

 

11月1日(日)は
二つのお祭りを駆け足で回った。
まずは新橋で降りて、日比谷公園へ。
今年も開催された『土と平和の祭典』。

20151101土と平和➀

“種まき大作戦” と称して始まったこのイベントも9回目を迎えた。
今年のテーマは「命こそ宝」。
いのちがひたすら軽くなっていく時代。
考えたい、大切ないのちを守る世界のありようを。

20151101土と平和②

メインステージだけでなく、あちこちで
ライブやトーク、車座でのセッションが開かれている。

20151101土と平和③

大地を守る会のテントに到着。

20151101土と平和④

毎年同じ場所で、
らでぃっしゅぼーやさん、パルシステム生協さんの
ブースと並んで呉越同舟の販売合戦。
世間からはライバルと見られるが、
案外仲がいいのである。
らでぃっしゅさんとは兄弟のようなものだし。

20151101土と平和⑤

自慢の野菜・果物を並べて、
生産者も売り子で駆けつけてくれている。

佃煮の遠忠食品さんも協力。
いつもながら気合が入っている。
20151101土と平和⑥

さんぶ野菜ネットワークからは、
綿貫直樹さんが来てくれていた。
20151101土と平和⑦

フルーツバスケットに移って、
今年は1回も「稲作体験」に顔を見せられなかった。
ひたすら頭を下げる。

福島県二本松から毎年来てくれる、
リンゴの羽山園芸組合の皆さん。
20151101土と平和⑧

リンゴの販売量は、まだ震災(原発事故)前に戻っていない。
「ユンボで穴掘って埋めるのだけは、もうしたくない」
と熊谷耕一さんは語る、今年も。
昨冬は、らでぃっしゅさんと共同で
粒入りピュアなりんごジャム」で多少の支援ができたが、
もっと普通に食べてほしい、が本音である。
「もう放射性物質はND(検出限界値以下)なんですから」
と何度も言われた。

こちらは福島市、梨の達人「新萌会」。
みんなと一緒の一枚をスタッフが撮ってくれる。
20151101土と平和⑨

斎藤宏通さん(左から3人目)から届けられた梨を、
いま色々と試作中。
「いや~、何とかしようとやってくれているだけで嬉しい」
と喜んでくれる。
帰ったら先日送った6種類のジャムを
みんなで試食するとのこと。
来年の梨で本番につなげるために、
模索とキャッチボールが続く。
さてどんな形になるか、ならないか・・・
「頑張ってみますから」と握手して別れた。

大阪を拠点とする「オルター」のブースで、
秋田・ライスロッヂ大潟の黒瀬正さんを見つけた。
20151101土と平和⑩

生産者と消費者が提携して日本の水田を守ろうと、
「提携米運動」を始めたのが1986年秋。
あれからもう29年になる。
上流部に広葉樹の森を蘇らせる「ブナを植える集い」も
20年以上続けてきた。
毎年11月3日が植栽の日だ。
「今年も米プロ・スタッフがお世話になります。」

 

今年は少しブースが減った印象だが、
それでもなかなかの賑わいだ。

20151101土と平和⑪

命こそ宝。

20151101土と平和⑫

土を守り、食を守り、地域を守り、
“平和” を次世代に渡すために、
メッセージは届いただろうか。
つながりは確認できただろうか。

日比谷公園を後にし、急ぎ足で秋葉原に向かう。
次は「ポラン広場の収穫祭」。

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