テロが増殖してゆく・・

公開日: : 最終更新日:2015/01/22 雑記その他

この日記を書けるのはほとんど夜しかないのに、
このところは毎晩ニュースなんか見てしまって、
何も書けなくなってしまっていた。
世界で起きている事態に驚き、困惑し、
いつの間にか一人で議論を始めていたりして。
こういう孤独な夜はなぜか酒の回りも早い。。。

そしてどうにも、頭を整理しないと本来のレポートに戻れなくて、
ここからは私見であることを断って、思い切って書きたい。
(ま、いつでも私見なんだけど。)

「表現の自由」か「冒涜の自由」か?
いったい何なんでしょう、この議論は。信じられない。

「表現の自由」は断固として守らなければならない。
しかし冒涜や侮辱は「自由」には含まれない、けっして。
当たり前のことではなかったのか。
それが個人であれば、たとえば私に対する誹謗であれば、
何らかの対抗策を講じざるを得ない。
とは言え、だけれども、その方法は相手個人に対してか公的な場での反論から
先生や警察に訴えるといった方法までが許される範囲だろう。
要するに社会の共感を得ることによって乗り越えるしかない。
しかし・・それができない状態に置かれている人が増えているとするなら、
どうすりゃいいんだ。

メディアが犯した名誉棄損であれば、
裁判か世論の反応(たとえば不買という行為)によって罰せられる。
結果としての最も重い刑罰は社会的力による「倒産」となる。
暴力は許されない、最低の行為である。
しかし「表現」にも「暴力」は内在するのであって、
そこは重々気をつけなければならない。

「風刺」であるならば、それは「風刺」として成り立っているのか、
によって評価されるべきだろう。
毒を含みつつもどこか真実の姿があぶり出されたり、
笑いをとることも一つの大事な要素だ。
つまり平和的手段としての「風刺」でなければならない。

表現に対する本質的な批評を聞きたいと思う。
テロの翌日に増刷されて出回った「風刺」は、風刺に値したものなのか。
ただの冒涜・侮辱であったなら弾劾されるべきである。
残念ながらその視点での論評が見つけられないでいる。
テロ直後の、かの新聞社の行為は、公的メディアの所作として
はたして正しいたたかいの方法だったのか。
テロルと宗教を混同しては表現者失格だと言わざるを得ないし。
個人的には、どうも不愉快な印象が残るのである。
健全な状態でなくなっていってないか、という不安が拭えない。

 

「イスラム国」という国ならざる国が、21世紀にどうして生まれたのか。
ジャーナリズム精神は、この疑問に突き動かされるだろう。
それはエボラと直面しながら治療に挑む医師と同様な意味を持っていると、
僕は考える者である。
無差別殺人に走らせる狂気と「テロに屈しない戦い」が、
ともに伝達者を犠牲にしながら争いを拡散させていってる。
この向こうに平和はあるか・・・

ある側から「悪」のレッテルを張って抹殺を図るだけでは
「悪人」は再生産され続け、「テロ」は増えていくだろう。
この疑問を、どうにかして解きたい・・・

学生時代、「過激派」のレッテルを張られた男から
反論された言葉を思い出してしまっている。
『罪のない市民なんか、いないんだ!』

やり切れない焦燥と向き合いながら、
日常のレポートに戻れ、それが大切なんだと言い聞かせる。
こういう時だからこそ、
自分のミッションを見失わないようにしなければ。
-とここまで書いて、少し落ち着いてきた。
大寒の夜。
あと2週間で立春だ。頑張ろう。

それにしても、のっけから
とんでもない年になりそうな予感ではある。

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