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かんなみフェス

2022/12/13
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かんなみフェス

12月10日(土)、
函南町の道の駅「ゲートウェイ函南」開駅5周年を記念して、
『かんなみフェス』が催された。

12月にしては気温も暖かく、好天に恵まれた。
道の駅と川の駅を挟む河川敷手前の道路から、
富士山もきれいに見える。

函南から眺める富士は、本当に形がイイ。

 

道の駅の中庭。
手前左のベンチでさぼっているのは、マモリくん。
狩野川に残る河童伝説から生まれた、
ゲートウェイ函南のマスコットキャラクターである。

 

「フェス」の会場となる、道の駅に隣接するコミュニティ広場では、
10時のオープン前から人だかりがし始め、
主催者から「もう販売も始めていいですよ」の声がかかる。

 

フルーツバスケットは会場・ステージ前のブースをいただき、
自慢の手むきミカンジュースに、ジャム、シロップ、そして
本日より発売開始の「伊豆の里山めんま」を並べる。

リアル・イベントでの売り子は、何年ぶりだろう。
流れる来場者に声をかけ、ジュースやメンマの試飲・試食をすすめる。
最初は多少の緊張感もあるけど、だんだんと声も出るようになってくる。
お客さんとの会話が成り立てば、それは楽しいひと時ともなる。

 

開会式では、来賓の挨拶などに続いて、
函南町で花屋さん「フローリスト花咲」を営む原健吾さんによる
5分間のフラワーアレンジメントのパフォーマンスが行われた。

アートフローラル国際コンクール日本代表、
ジャパンカップ2位という、
輝かしい実績を誇るフラワー・アーティストである。

軽やかな音楽に合わせて、次々と草花が挿されていき、
何もなかった花台に、だんだんとアートが現出する。

最後に来賓の方が白の花を挿して、完成。
スゴイね、あっという間だ。

 

開会式の締めは、酪農王国(株)社長の西村悟さんの音頭で、
丹那牛乳による乾杯!

西村さんは今年、函南町観光協会の会長に就任した。
もはや押しも押されもせぬ函南町の顔、キーマンの一人になっている。

西村さんの左は、函南町長・仁科喜世志さん。
第3セクター「酪農王国株式会社」の取締役でもある。

 

あとはひたすら、お客さん対応。

やっぱ人気は、手むきミカンジュースか。
試飲された人みんなから「おいしい!」「濃厚!」の声をいただく。

シロップ2種(レモネードシロップ、ジンジャーレモネード)も、
炭酸で割って飲んでもらえば「いけるわね!」の反応。

FB(フルーツバスケット)のシロップといえば、
これまでは夏の「かき氷シロップ」が定番だったけれど、
一昨年から秋冬バージョンとしてレモネードのシリーズも登場した。
おかげ様で好評なんだけど、
まだ “ 夏はFBのかき氷シロップ ” と言われるほどの定着感がない。
頑張らねば。

そしてわたくしの本日メインの目論見である、メンマのPR。
最初はおやじ殿あたりをターゲットにしていたが、
反応は女性のほうがよく、
また「メンマ大好き!」というお子ちゃまも意外と多かった。
試食での反応も上々で、まずまず安堵する。

なかには「アミノ酸は使ってないのね」と確認して購入された方や、
竹林保全のコンセプトに頷いて、値段も見ずに買ってくれた方もいて、
けっこうワタシ的には感動の場面も頂戴した。

難といえば、やっぱり「価格」か。

どこよりも高く農家から原料を買い取ってます!
あとは量産にもっていければ・・・と、苦しい弁解。。。

ま、今日のところは「発売初日、手ごたえあり!」
という発表でまとめておきたい。

 

この日のお客さんで一番驚いたのは、
FBのブースを見て驚き、「私、買ってます!」と喜んでくれた女性。
なんと、秋川牧園さんから購入しているんだと。

たしかに秋川牧園さんとはお取引あるけど、
函南に住んでいて、山口県の生産者から買ってくれている人がいたとは。
おそらくは、秋川さんの卵とか肉製品が気に入っていて、
ついで買いで利用してくれているのだろうか。

嬉しいね。
こんど秋川さんに会ったら報告しなければ。

 

ステージ周りでは、子供たちのダンスショーや、
高校の和太鼓クラブ、楽団の演奏などが、
賑やかに繰り広げられた。

 

道の駅の店内でも、この日からメンマの発売。

価格がさらに高いのは、
製造元(東京・日本橋の遠忠食品さん)が町外ということで、
販売手数料が高く設定されてしまうことから、による。

僕はこのルールに、オープン当初から反対している。
原料が町内産か、あるいは町内の企業・生産者の製品であれば、
町外に製造を外注していても、同列に扱うべきだと思うのである。

町外産の原料でも(極端に言えば外国産でも)、
町内の工場で作られたものは、手数料が安く設定されている。
町内企業・生産者を支援するというのが趣旨なら、
その逆だって同じだろうと思うのだが、どうか。

一方で、土産物はあちこちから集めて必死で売っているわけで・・・
いや、それを咎める気は毛頭ないが、
出店者から「納得いかない」という声は多い。
ぜひ一考をお願いしたい。
地元消費者のためにも。

 

酪農王国オラッチェの常設コーナーでは、
鉄板人気のソフトクリームに加えて、蛇口から出る牛乳が人気。

 

また新たな取り組みとして、
廃校になった学校から出る備品を引き取って、
陳列棚として活用したりしている。
これもアップサイクル、SDGs か-

 

午後2時半から閉会式。

餅まきをやって終了。

 

関係者の皆さま、お疲れさまでした。

ごちゃごちゃ文句も言ったりしてるけど、
函南を盛り上げたい、良くしたい気持ちは同じです。
メンマの行商(店舗回り)を決意したのも、
ただモノを売りたいだけではないのです。

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