クラリズム!

公開日: : 最終更新日:2022/06/24 あんしんはしんどい日記, 生産者・産地情報

6月14日、東海地方が梅雨入りした。
と思ったら、20日には沖縄が梅雨明け宣言ときた。

能登半島では地震が続いている。心配ですね。。。

そんな時に不謹慎な言い方だけど、
僕はこんな変化に満ちた日本列島が、けっこう好きだ。

国境で線引きされた「日本という国家」という目線で考えたときには、
腹立つことも多いけれども。

 

Imagine there’s no countries ~

言わずと知れたジョン・レノンの名曲「イマジン」の一節。
だいたいが「想像してごらん、国のない世界を」と訳されているけど、
いつからだろうか、僕の中では
国境なんて見えないだろう」という訳が、記憶の底に定着した。

あれは誰の訳だったのか・・・思い出せない。
でも僕には、こっちの方がしっくりきたんだね。

部族(あるいは政治権力)間の争いを治める妥協の産物として
線が引かれることによって、「国家」は誕生した。
以来、国境を巡る争いが絶えなくなった。

ジョンの詩に共感する人々が夢見るのは、おそらく、
隣人の思想や暮らし方(文化)を認め合い、
土地や資源の「共同統治」と「分かち合い」で共に生きる、
そんな社会だろうか。

誤解を恐れず大胆に例えれば、
尖閣諸島や北方4島などは「共同統治」(非武装)地帯として、
人々が仲良く行き交い、資源の開発および獲得と分配は
常に協議し合って決める、みたいな。。。

しかし人類は、思想や宗教、欲望や利害の調整を、
いつまでたってもできないでいる。

そしていま日本では、「戦争できる国」を目指そうとする人たちが、
勢いを増している。ウクライナの悲劇を利用して-
いったい誰とたたかうというのか。
その犠牲になるのは誰なのか・・・

「脅し」に対して「防衛力強化を」という、この理屈を超える解決策を
探り続けることこそ未来への責任だと思うのだが、
外交力を衰えさせながら「外交での平和」を空論だとか叫ぶのは、
よくある責任転嫁あるいは巧妙な「すり替え」の論理である。
もしこのような理屈で何がしかを説得しようとする政治家がいたら、
市民は警戒しなければならない。
夢と想像(創造)力の欠如に対して-

 

Imagine all the people
Livin’ life in peace

   想像してごらん、平和の中で生きているみんなを-

 

夢を見続けることは、大事なことだ。
それはアスリートだけの世界ではない。

たとえ実現できなくても、それはとても大事な抑止力になっている。
「核」以上に。
耐えている人々や、また地球にとって。

 

さてさて、まだ5月の話題で恐縮です。

5月28日(土)、久しぶりに
福島県は会津・喜多方の大和川酒造店を訪れた。

目的はこの日、
大和川酒造店の旧醸造蔵『北方(ほっぽう)風土館』内の
「昭和蔵」(昭和の時代まで使っていた醸造所をイベント用に改造したホール)
で開催された「クラリズム」というライブ・イベントに参加するため。

 

このイベントは、ロック・ミュージシャンで音楽プロデューサーでもある
佐藤タイジさん(シアターブルック代表)と大和川酒造店、
オイシックス・ラ・大地㈱が実行委員会を結成して開催された。

「ソラ(空)リズム」と称して、太陽光発電の電力で、武道館や
岐阜・中津川での野外音楽フェス(「SOLARフェス」)を実現させてきたタイジさんと、
自然エネルギーの力で福島を復興させようと奮闘してきた大和川酒造さんを
タイアップさせる形で生まれた企画である。
音楽と地酒のコラボで社会を元気にする、名づけて「クラ(蔵)リズム」。

 

そしてこのイベントに協賛したのが、
「種蒔人(たねまきびと)基金」という制度。

 

「種蒔人基金」とは、大地を守る会のオリジナル純米酒「種蒔人」の売上から
1本につき100円を「基金」として積み立てている、ささやかな貯金箱である。

西暦2001年、それまでの『夢醸(むじょう)』を『種蒔人』と改名した際に、
「原料である米と水を守る活動を、この酒から創り出したい」
「未来への種をまき続けよう」 -そんな思いで始めた。
(100円は大和川酒造店、原料米生産団体であるジェイラップ(福島県須賀川市)、
  そして大地を守る会の3者の利益から供出されます。
  価格に上乗せして購入者に負担してもらっているものではありません。)

キャッチフレーズは、
「この酒が飲まれるたびに、森が守られ、水が守られ、田が守られ、人が育つ」。

その、ひたすらチビチビ飲んではワンコインを積み上げてきた基金としては、
けっして “ わずか ” とはいえない金額(お酒数千本相当)を提供して支援した次第。

 

関わった以上、行かないワケにはいかない。ということで、
早朝、函南駅を出発して、新幹線を乗り継いで磐越西線・喜多方に向かい、
13時からの開演に何とか間に合わせた。

 

ライブを思い出していたら、ジョン・レノンまで蘇ってきて、
前置きが長くなってしまいました。
すみません。続く、で。 ・・・おやすみなさい。

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