ご当地エネも、頑張ってる。

公開日: : 最終更新日:2020/11/11 新型コロナウィルス, 脱原発・自然エネルギー

11月に入ってもなおコロナ禍は収まるどころか、
むしろふたたび(三たび?)急増・拡大の様相である。
イギリスでは、イングランド全域での
2度目のロックダウン措置が発表された。
日本では10月29日に国内感染者が10万人を突破した。

最悪なのはアメリカで、感染者増えまくる中での
大統領選挙突入である。
コロナ政策どころではない、
国家運営そのものが揺らぐような分断状態で、
自衛のために銃を購入する人も急増しているとか。
どうなっちゃうんだろうね・・・

 

そんな不穏さ募る状況だけど、いや
だからこそ、ポジティブな報告も挟んでおきたい。

10月27日、こんなメールが飛び込んできた。

大地を守る会時代に 設立に参画 し、今は個人として会員になっている
全国ご当地エネルギー協会」 の飯田哲也事務総長から、
新政権で行政改革担当大臣になった河野太郎氏に対して、
再生可能エネルギー普及拡大のための規制改革を申し入れた、との報告。

持続可能で自立した地域社会実現を目指して、
各地域の特性を活かした再エネの導入・拡大を目指すものの、
現実は多くの規制に阻まれている。
それら諸規制の早急な緩和・撤廃を求め、
以下を要請しました、という内容。

1.地域主導型再エネに重心を置いた加速度的な普及のための規制改革
 ・地域活用電源の見直しと固定価格の継続(ただし自給用件を外す)
 ・地域主導型営農型ソーラーの大胆な規制緩和
 ・系統連系や優先給電ルールを再エネ優先に見直し

2.再エネ新電力や地域新電力を圧迫する容量市場の見直しと規制改革
(非化石証書市場やベースロード市場の見直しを含む)

3.バイオマスボイラー普及のためのボイラー規制改革

4.自然環境や社会環境と調和のとれた再エネの適切な推進のための規制改革
 ・特に社会的受容性の向上のための方策
  (国の目標値と連動したゾーニングの例示)

5.地域主導型再エネの普及拡大を推進するための継続的協議の場の設置

 再エネの普及拡大は、当該事業者のみならず、
 地域全体の自立と発展に直結します。
 少子化・高齢化・過疎化に苦しむ日本の
 地域社会の再創生のための現実的な有力手段です。
 再エネ拡大を阻む諸規制の改革に格別のご高配を賜りますよう
 お願い申し上げます。

 

飯田さん曰く。
「まずはこれを『挨拶状』として、今後どんどん意見を打ち出していきたい」と。
このあと消費者団体や再エネ関係団体が次々と申し入れを行い、
その後、官邸の行政改革推進本部の下に再エネ普及の分科会が立ち上がる、
との見通しである。

メールでは写真も付いていた。
河野大臣を囲むご当地エネ理事の面々(左端が飯田哲也さん)。

エネルギーの自給から地域創生をはかる。
それは可能である。
これ自体をイノベーションと呼んでも、いいんじゃないか。

がんがんプレッシャーを、いや、提案をぶつけていきましょう。
「原発で脱炭素」 なんて言わせないために。

 

さてと、、、こちらからの報告は、
地域環境と農業を守る、ささやかな取り組みです。
でも、その意味は小さくない、はず。

10月29日(木)。
大地を守る会の農産担当・市川泰仙さん来訪。
(普段は呼び捨てだけど、ここは「さん」を付けておきましょう。)

新規に取り扱いが決まった伊豆の本ワサビの現地確認が目的。
僕が3年越しで提案してきたもので、ようやく採用された。

とにかく、現地を見てほしかった。
「喜んでご案内しましょう」 と函南駅までお迎えに上がり、
車で走ること約1時間。
伊豆半島のほぼど真ん中に位置する伊豆市筏場(いかだば)に到着。

地域コミュニティや生物多様性の保全に貢献する、
そんな視点から、重要かつ伝統的な農林水産業が営まれる
地域(農林水産業システム)として、
FAO(国際連合食糧農業機関)が認定する 「世界農業遺産」 に
登録された、水わさびの伝統栽培が息づく場所。
「水わさび」 とは、渓流や湧水を利用して栽培されるワサビのこと。

それは明治中期にこの地域で開発された
「畳石(たたみいし)式わさび田」 と言われる。

数々のパンフレットに使われ、
ウィキペディアにも掲載されている場所が、ここ。

畳石式わさび田の仕組み(システム)は、完ぺきにエコである。

う~ん、またとんでもなく長くなってしまいそうだ。
すみません。続く、とします。

 

10月31日(土)
元「大地を守る会」6代目事務局長(僕は3代目)、
吉田和生が丹那までやって来てくれた。

本来は来年3月で定年退職となる予定だったが、
岩手県陸前高田市の ㈱タイム缶詰さんから請われたのを受けて、
退社を早めて専務として赴任することになった。
東日本大震災で被災した後、復活した会社だ。

地方に飛んだ後輩は多い。
就農したのは何人(or 何組)になるだろうか。
しかし会社経営を託されて単身赴任したのは二人目である。
僕に次いで。

“ 東北復興 ” の思いに連帯して2nd Season に向かう
男・吉田に敬意を表したい。

いつか、コラボしようぜ!


(写真右が吉田和生、左は山梨の果樹農家・伊東厚さん。
 先日紹介した 「丹那そば 亮月」 の前で。)

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