年々早まるパインの収穫にG20・・

公開日: : 最終更新日:2019/04/29 あんしんはしんどい日記, 日々日々フルーツバスケット

藪のほうから鶯の鳴き声が聞こえてくる。
ホ、ホ、ホ、ホ、ホ、ケキョ!
・・・ン?
数十メートル離れたところからもう一羽。
ホー、ホケキョ!-カンペキだ。
ベテランと新人の競演、いやたたかいの火花か。
どっちも頑張れ・・・
美しい音色を包む静寂が、かえって
自然界の厳しい掟を教えているようだ。

ハワイ島のウグイスは、ホー・ホケ!で鳴き終わる
って聞いたことあるけど、本当だろうか。
生存競争が甘くなると鳴く努力もゆるむんだとか
・・・春になると毎年のように思い出す疑問である。
しかしそんなふうにぼんやり過ごしていると、
昨今は5歳の女の子に叱られるそうで、
ウカウカできない世の中になってきた。

え? なに?
じゃああエビ、どうしてぇ、ウカウカっていうの?
それは・・・え~とね、
この擬態語を理解するには人生経験が必要なの。
チコちゃんは黙って絵本でも読んでなさい、じゃダメか。

 

さて(気を取り直して)、4月も早々の話。
沖縄の生産団体「真南風(まはえ)」さんから連絡があり、
例年にない速さでパイナップルの収穫が始まったとの事。
予定よりずいぶん早いが、
「何とか引いてくれないか」との依頼である。
親会社にしろ生協さんにしろ、
販売はまだちょっと先に設定しているはずなので、
速攻での対応はさすがに難しいと思われた。
正品として流す前に加工用に回さざるを得ないとは、
ちょっと哀しいことだろうか。

「早めに今年ぶん引きますか」と、
製造1課の芦沢が相談に来る。
しかし処理作業日をどこかに入れなければならない。
「土曜日に出てきてやりますよ」
と言ってくれたことで、
こちらも偉そうに「よし! 頼む」となれる。

第1便が12日(金)に到着。
いろんなサイズのものが計700㎏ほど。
13日(土)にはパートさんも出てもらって、
一次処理を終える。


(当日は撮れず、以前の作業風景で再現。スミマセン。)

その後2便目も到着して、
ま、こんなふうに産地の事情を受け止めながら
速攻で対応できたりすると、ちょっとは
誇らしい気分にもなる。
何でも・いつでも・なんぼでも、とはもちろんいかないけれど。

それにしても、年々早くなっている。
収穫が早まるだけではすまなくなっていくような、
そんな気がしてしょうがない。。。

 

GW前にもう一つ報告を。

昨日(4月24日)、
カート缶(紙容器缶)での飲料の普及を推進する団体
「もりかみ協議会」(森を育む紙製飲料容器普及協議会)
よりメールが入る。
我が社の缶ジュース「アップル&キャロット」が
6月に開催されるG20国際会議で採用されたので送られたし、
との連絡である。

G20 -19ヶ国とEUの首脳が集まって、
毎年開催される国際会議。
正式名称は「金融と世界経済に関する首脳会議」。
2008年からスタートし、
今年は初めて日本が議長国となっての開催である。

発注書を見ると、送り先はつくばの国際会議場とある。
今年のG20サミットの会場は大阪かと思っていたが、
調べてみれば、大阪で開かれる首脳会議だけでなく、
閣僚関係会議は全国各地で開かれるのだ。
今回ジュースが採用されたのは、6月8-9日につくば市で開かれる
「貿易・デジタル経済大臣会合」のようだ。

 

「森を育む」カート缶。
輸入パルプ使用があたり前のなかにあって、
国産材を使い、間伐材の有効利用にもつながっている。
売上の一部は「緑の募金」にも寄付される。

特段にPRすることもなく、
ただ淡々と作っては販売してきたものだけど、
「ようやく時代がついてきた」と
協議会の事務局は語る。

それはそれで、素直に喜ぶべきことなんだろう。
たしかに、国際会議で、環境に配慮した飲料として
海外の賓客に飲んでいただく機会を得たとは
誉れである。

しかしG20に臨む政府の姿勢には、
どうしても「ダメだろ!」としか思えないところがあり、
そこはひと言申し上げないと気が済まない。
はたして国際会議で環境を語る資格がこの国にあるか・・・

すみません、次回に。

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

「人新世」という時代に

新型コロナウィルスcovid-19 の出現に始まり、 その第3派の猛

その先の “ コモンズ ” を信じて

今年の3月に生まれて初めて大きな病気をしました。 完治はしていま

「フェアトレード」の前に “ 民衆交易 ” があった

12月19日(土)は、二ヵ所の斎場を回ることとなった。 こんな経験、

有機稲作技術の求道者-稲葉光圀さん

悔し涙をこらえて、続けます。 拙くても書き残すことが、僕なりの故人へ

相次ぐ開拓者の訃報に-

「勝負の3週間」どころではなく、 コロナ第3派の勢いが止まらない。

→もっと見る

  • 2021年1月
    « 12月    
     123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    25262728293031
福島屋さん 震災復興 ムーラン・ナ・ヴァン 種蒔人 COBOウエダ家 箱根峠 函南町 大地を守る会 フルーツバスケット 藻谷浩介さん 無添加ジャム 丹那トンネル 稲田稲作研究会 酪農王国オラッチェ 森は海の恋人 丹那牛乳 備蓄米 畑が見える野菜ジュース 自然エネルギー 谷川俊太郎 カフェ麦わらぼうし 畠山重篤さん 桃ジャム ご当地エネルギー協会 羽山園芸組合 あかね ジェイラップ 川里賢太郎さん 久津間紀道さん 丹那盆地
PAGE TOP ↑