いまぼくになすべきことがあるとするなら…

公開日: : 最終更新日:2015/01/25 あんしんはしんどい日記, 日々日々フルーツバスケット

おととい(11月14日)は
年に一回、大地を守る会の加工品メーカーが集まる
「大地を守る会製造者会議」が幕張で開かれた。

今回のテーマは、食品表示の制度変更について。
アレルギー表示、栄養表示、規制の範囲から表示方法まで
微妙に細かい規定が設定される。
その改正基準が明らかになるのは来年4月頃。
6月には表示法が施行され、
数年の猶予(経過措置)期間を経て完全移行される。
今からその準備を進めておかなければならない。
それは表示という形式的なものではなく、
その内容を担保できる体制を築かなければならないということだ。
しかし言葉の定義が曖昧な部分もあって、
何を、どこまで管理しなければならないのか、
不明な部分も残っている。やっかいな話である。
これはちゃんと読み込まなきゃいかんと思った次第。

ここで、100社あまりの参加者を前に、
業務用(原料)卸しのPRをさせていただいた。
みんなが持っている資源をネットワークさせて、
新しい商品開発を興していきたいと。

健全な加工部門があって一次産業は底支えされる。
これが今の僕のテーマである。
しかし現実は、みんなそれぞれの製品で
いたずらに競争させられているように見える。
この土俵はいったい誰のものなのか。。。
ホンモノの食を守る人々をつなげたい。

去年までは「大地を守る会」として偉そうに喋っていたのが、
今回はメーカー側の視点で見ている自分がいる。
なんかヘンな面持ちではあったけれど、
何も変わってないことだけは宣言しておきたい。

そんな思いを引きづりながら、
大地の職員や幕張に宿をとったメーカーさんたちと深酒をして、
でも翌日(昨日)はけっこうちゃんと起きて、
渋谷まで出向いた。
今日観ておかないと機会を逸する映画があったのだ。
待ちに待った
谷川さん、詩をひとつ作ってくれませんか
の封切り。

いまぼくになすべきことがあるとするなら
それはただ 死ぬまでは地上(ここ)にいること
歌うでもなく嘆くでもなく
見たものはすぐに忘れ書きつけることもせず
言葉をもたぬカナブンのように蜜を吸い
花々の実りにささやかな手助けをして
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
もしもいまぼくにほんとうに
なすべきことがあるとするなら

この映画の紹介は前にもしたので省くとして、
上の詩は、農民・川里賢太郎が
カメラを前にして堂々と詠んだ谷川俊太郎の詩である。
けっこう感動したな。
もしかしたら賢太郎くんの感性は「ちょっと違う」と
言いそうな気もしたが、
そのへんは今度会ったときにじっくりと聞き出したい。
ともかく、かなり異色のいい映画になったと思う。
詩人の、詩が生まれる瞬間を、どう捉えるか。
苦心の作品であることは間違いない。
興行的にも何とか成功してほしいと願っているが。。。

公開は渋谷「ユーロスペース」にて。
12月上旬までという微妙な期間設定なので、
関心持っていただいた方はお早めにお願いします。
そこでもし時間に余裕ある方には、
同時上映している『まほろ駅前狂想曲』もおススメです。

いまぼくになすべきことがあるとするなら-
胸を張って詠える詩が、私にあるか。

今回は適当な写真がないので、過去のものを一枚。
春の試写会で撮らせてもらった
俊太郎 × 賢太郎のツーショット。
e14042301
使い回しですみません。
今回のアイキャッチはこれで。

<追伸>
プロデューサーの小松原さんから預かった
特別鑑賞券(1200円)がまだ数枚、手元にあります。
ご入用の方がおられましたら戎谷までどうぞ。

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