みかんジュース始まる。中国から視察も-

公開日: : 最終更新日:2018/10/31 丹那牛乳&酪農王国オラッチェ, 日々日々フルーツバスケット

夏のゲキ暑のせいで8月下旬に早々に収穫となって、
酪農王国オラッチェ内に転がされていた
ハロウィン用おばけカボチャたちは、何とか持ちこたえた。

ハロウィン本番を前にした週末の渋谷はずいぶん荒れて、
街も汚されていたけど、こちらはのどかに日向ぼっこの日々・・

いや、風雨とイジメに耐えてきたんだ!
ということにしよう。

たくさんの子どもたちを楽しませ、撫でられたり
叩かれたり、お尻に踏まれたりしながらね。

ハズキルーペなど敵ではない、強きカボチャたち。
役目を終える前に、正しい名前で呼んであげよう。
オバケなんかじゃない。
逞しき彼らの品種名は、「アトランティックジャイアント」だ。

だいたい「観賞用」と説明されているけれど、
本来は家畜の飼料用作物だった。
なので、食べようと思えば食べられる。

 

そうしてこの時期になると、
フルーツバスケットには、早くも冬の仕事が入ってくる。
みかんジュース製造の始まりである。

10月23日、
トップバッターは地元の生産者からの持ち込み。
この日は、新たに入れたスクリューキャップ用打栓機の
初稼働日でもあった。

問題なく、順調に製造を終える。

 

そしてこの日にタイミングよくやって来たのは、
なんと中国からの視察団。
中国料理協会の役員さんたちと聞かされていたけど、
料理家ではなくて、加工品メーカーの経営者たちだった。

ジャムやジュースなどフルーツの加工をやっている
という方もおられた。
日本の技術と品質管理は中国でも高い評価を受けていて、
お金のある人は皆、日本製を買い求めると言う。
正確には、作業がていねいである(手抜きしない)ことと、
モラルの違いなんだろうと思うが。

それにしても、なんでフルーツバスケットなのか?
添加物を使わない、というのもあったようだが、
どうも大手企業のラインは彼らの考えているサイズ
(設備投資の大きさ?)と違うようなのだ。

そこで我が社のコンセプトである「農家(農業)を応援する加工」
について話をさせていただいた。
この日のみかんジュースも、農家が原料を持ち込んで、
製品にしてお返しするという、いわゆるOEMである。
そうすることによって生産者は、青果として売るだけでなく、
余剰品や規格外品を使って自農園ブランド(しかも無添加)の
加工品が生まれ、経営の安定を図ることができる。

生産団体の大小を問わず、一軒の農家でも対応する。
(もちろん製造にあたっての製造ロットというのはあるけど。)
これは大工場ではできない。

地域の農業を支えることは、
地域の経済や環境を守ることにもつながっている。
中国でもぜひ、量や価格だけでなく、
地域農業を応援する加工を広げていってほしい。
それが地球のためにもなると思うし。

フルーツバスケットを視察先に選定して、
引率してこられたコーディネーターの方からは、
「御社を選んでよかった」「良い話が聞けました」
とは言ってもらえて、まあ役目は果たせたのかなと思う。

オラッチェのレストランで昼食をとり、施設内を案内すれば、
ちょうど地元の小学校の子たちが来ていて、
広場で遊んでいたのに、いたく感激された。
「なんてフレンドリーな施設なんだ。素晴らしい!」ってワケ。

そうね。
こういうのも真似してくれると嬉しいね。
子どもたちの笑顔は、平和の土台ですから。

日中友好、中日友好、謝謝、謝謝~ 握手して別れる。

礼儀正しい方々だった。
たかが数時間で分かり合えるはずはないのかも知れないけど、
異国の人々や民族を一面的にとらえて、
決めつけないようにしなければ、と思う。
そんなふうに思わせてくれた方々であった。

やっぱ、人の交流は大事である。

ちなみに、今回の視察をコーディネートしたのは
「公明新聞」の企画部の方。
言わずもがな、公明党の機関紙である。

「『平和の党』を標榜していた党ですよね。
 しっかりしてくださいよ」とエールを送ったのだが、
この真意は伝わっただろうか・・・

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ジャムのフタが開かな~い!

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