いつの日か、丹那のカラスが「コンニチワ!」

公開日: : 最終更新日:2015/01/25 かんなみ百景, 雑記その他

閑話休題。
日頃のストレス解消に、おバカと言われそうな
話をひとつ。

丹那にはカラスが多い。
しかも、けっこう肥えている。
栄養が行き届いているようだ。

稲刈り後の田んぼでは、
サギたちも遠慮がちになるくらいにカラスが闊歩して
落ち穂などを漁っていた。
酪農王国オラッチェでも、カラスは存在感を示している。
都会での、たとえば六本木の朝の
ゴミに群がる光景ではなく、
堂々と風景化しているのだ。

丹那の烏

ここだけの話だけれど、
丹那に来て僕は隠れた野望をひとつ、
実践しているのであります(時々だけど)。
こいつらに「こんにちわ」と言わせてみたい。
正確には「コンチァ、ア~」って感じかもしれないけど。
たとえば写真のように看板に立って案内するとか。

無理だとお笑いでしょうか?
そんなことは断じてありません!!
東京大学大学院総合文化研究科教授・岡ノ谷一夫さんの著書
『「つながり」の進化生物学』(朝日出版社)によれば、
文房具屋のおばあさんが飼っていたスズメが
飼い主の言葉を真似て、
「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」と喋るようになった
という事例が紹介されているのです。
本当だとしたら、今どきの店員の
「イシャマセー」「アマシター」(何語だ?)より立派だ。
ま、ともかく、九官鳥より頭がイイといわれるカラスのこと。
コンチワくらい楽なもんだと思って
語りかけておるわけですが・・・

しかし地元で顔なじみになる前から
「FBに来たセンムは頭がおかしい」との噂が立っては困るので、
こっそりと人目を憚りながら試しているのだが、
ただテキトーに「コンチワ」と声をかけているだけなので、
まったく進展がない。
きっとカラスは信号を送っているんだろう。
「FBに来たセンムは頭がおかしい」と。

カラスは人間にとって不快動物だけど、
「ここ丹那では何と! カラスが挨拶してくれるんです~」って、
日本語の下手な女性タレントがTVで叫んでくれれば、
くまモン以上の経済効果が生まれるのでは、
と計算しているのは、今のところ僕だけ。

ちなみに、上で紹介した岡ノ谷教授の著書では、
実に興味深い記述が散見される。

「鳥も媚びる」(心がある)
「男は言葉による表現に長けていて、女は言葉の理解力に長けている」
「コミュニケーション(言葉)の始まりは、歌だった」
「言葉によって、死が発見された」
「生まれる前に、微笑んでいる」
「赤ちゃんであれ、小鳥であれ、文法の源を持っている」
「心は一人じゃ生まれなかった」
「社会性の高い、集団で生きている動物は、常に何か鳴き合っている」
「相手からのフィードバックに応答することで、我々の社会性は育ってゆく」
「信号は『正直』でなければ進化できない」

読んだからといって、
コミュニケーションのお悩みが解決できるかどうかは
保証の限りではありません。
ただ、「できるヒト」になりそうな錯覚は
与えてくれそうな一冊です。

では、明日もこっそりと。
一羽でも特定できれば
集中的に「コンチワ」攻撃を仕掛けられるんだけど、
どいつもこいつも同じ黒さで・・・

こんなこと書いて、許されるのだろうか。
失礼しました。

Comment

  1. てん より:

    幼鳥に話しかければ喋るようになると思います。
    九官鳥もそうなので。
    若そうなカラスに話しかけてみるとイケるかも?!

    • エビちゃん より:

      てん様。
      若そうなカラスね、有り難うございました。餌をあげては、というアドバイスももらいましたが、餌付けはよろしくないと思っております(相手は集団だし)。ま、ダメ元で遊んでみます。

  2. 樋口陽子 より:

    自宅前のゴミ捨て場、荒らされた跡を「だめだよ〜〜〜、片付けるの大変なだから、、、、」と 何度か、片付けていたら、この頃 荒らされてない気が、、、、

    いや、人間(隣のアパートの学生)が 教育されて、荒らされなくなっただけかしら、、、、

    人間は識別する様なので、ぼちぼち?

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

『風土 ㏌ FOOD』の9年

長引いた梅雨のせいだろうか、 今年はクマゼミの鳴き声(羽音ですが)を

ヤエモンさんとの約束

7月28日、東海地方もようやく梅雨が明けました。 正確には「明けたと

茶畑ソーラーシェアリング

前回からの続きを。 6月29日(土)、 「全国ご当地エネルギー

金子教授、「ご当地エネ」総会で吠える

記録的な日照不足と低温が続いています。 なんでも1993(平成5)年

森は海の恋人(後編)

本日、社員・パートさんたちに夏季ボーナスを支給。 社員とは事前に

→もっと見る

  • 2019年8月
    « 7月    
     1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    262728293031  
あかね 丹那トンネル 羽山園芸組合 箱根峠 COBOウエダ家 稲田稲作研究会 森は海の恋人 藻谷浩介さん 自然エネルギー 丹那盆地 丹那牛乳 桃ジャム 無添加ジャム 酪農王国オラッチェ 震災復興 函南町 大地を守る会 備蓄米 川里賢太郎さん ムーラン・ナ・ヴァン カフェ麦わらぼうし ジェイラップ フルーツバスケット ご当地エネルギー協会 畠山重篤さん 福島屋さん 久津間紀道さん 種蒔人 畑が見える野菜ジュース 谷川俊太郎
PAGE TOP ↑