関西よつ葉、二日目の交流会

公開日: : 最終更新日:2017/12/13 かんなみ百景, 食・農業・環境

11月23日(木・祝)、
晩秋の函南原生林を歩いた。
未来永劫にわたって暮らしの水を守るために
「不伐」を誓った森である。
年に何度か、僕はここに気をもらいに来る。

紅葉の見頃は過ぎていたけど、
真っ赤なもみじがまだ残っていた。

そして、ひと気のない森の中で、
原生林の守り人に出会った。

分かるでしょうか。
右側の幹に、おじさんの笑顔が・・・
どれだけの風雪に耐えてきたのか、
左目から頬にかけて深い傷跡がある。
樹齢100年は優に超えるであろうブナに棲む森の番人。
しばし見合い、手を合わせて立ち去るも、
ずっと視線を感じてしまう。
「守り給え、守り給ええ・・」と唱えながら
原生林を後にした。
以来、背中に霊が憑いたように思えるのは、気のせいか。

 

さてさて、
「秋のよつば*交流会」レポートの残り。
交流会二日目(11月12日)は、
4つのテーマに分かれての分科会があった。

第1分科会は、
「震災・原発事故から6年! 東北ライブin関西」
と銘打って、元「上々颱風」の白崎映美さんと
山形・長井市を拠点に活動するフォーク・グループ
「影法師」のライブ。

第2分科会は、
「放射能汚染と向き合う~被ばくから子どもを守る母たちの想い~」
と題して、映画監督・鎌仲ひとみさんの講演と
「カノンだより」のミニ上映会。

第3分科会は、
科学ジャーナリスト・天笠啓介さんの講演
「食と農で今なにが起きているか」。

第4分科会はパネルディスカッション
「豊かな食と暮らしを壊す安部農政にNO!を」。
パネラーは、佐賀県唐津の農民作家・山下惣一さん、
兵庫県養父市の無添加・天然醸造の醤油屋さん
「大徳醤油」代表・浄慶耕造さん、
京都の農家ジャーナリスト・松平尚也さん。

事前に申し込んだのは第1分科会だった。
白崎さんのライブを聴いてみたかったのと、
3.11を経た今の「影法師」の思いに触れたかった。
彼らとは一度、もう20年くらい前になるか、
秋田・雄和町で農業振興関連でのフォーラムに呼ばれた時に、
宿が同室となり語り合ったことがあった。

しかし、どうも真面目な性格が邪魔をしてか、
2~4の内容も気になって、
結局流れ歩いてしまったのだった。

第2分科会の様子。

こちらは第4分科会。

人が食われてしまう会場が出るかと思っていたけど、
どの分科会も満席に近く、なかなかの動員力だと思った。
しかし、とはいえ、よつ葉さんに申しあげたい。
テーマがかぶっていて、欲張りすぎです。

第4分科会で遺伝子組み換えの話題が出て、
「その質問なら天笠さんでしょ」
みたいなことになっていたのだ。
いい配役を集めただけに、もったいない感が残った。

 

最後に、懇親会で撮らせてもらった一枚をアップしたい。
これはけっこう珍しいツーショットなはずだ。
山下惣一&鎌仲ひとみ。

80歳を過ぎても、山下惣一ブシは健在だった。
病気をされたと聞いていただけに、嬉しい再会となった。
九州で活動されていた「百姓一揆の会」の思い出話など、
もっとしたかった。

鎌仲さんからは、ちくりと苦言をいただく。
「『大地』は最近、腰引けてない? 言っといて、U君に」

最後まで「大地、どうなるの?」に対応させられた
関西での二日間だった。
それは期待の言葉でもあると受け止めて、尼崎を後にした。
戻ったら原生林でも歩いて清めるか、
とか思いながら。。。

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