ハチドリのひとしずく -森を育てるコーヒー

公開日: : 最終更新日:2015/01/25 日々日々フルーツバスケット

新規の取引先を求めての営業から始まって、
商品開発に向けての水面下での打ち合わせ、
生産者と消費者団体のマッチング、
少しでも農産物を生かす新しいOEM製造の提案・・・

日々悩みながら動いているが、
中途半端な段階でお喋りするわけにはいかないし、
なかなか開陳できるところまで到達できない。
種まきばかりしている不安も脳裏を横切ったりする。
社員8人の職員会議でつい
「打率3割でも、振り続けなければ達成できない」と、
強気なのか弱気なのかよく分かんないセリフを吐いてしまったりして。

そんな日々。
社員割引で箱買いして、このところ飲んでいるのが、これ。
カート(紙)缶コーヒー「ECO-BLACK」(エコ・ブラック)。

ECOBLACK

 

原料豆は、エクアドルのコタカチ郡インダク地方と
メキシコのプエブラ州北東部クエツァランの有機コーヒー生産組合が、
森林農法(アグロフォレストリー)で育てたアラビカ種。
森の生態系を維持しつつ、農薬も化学肥料も使わない。
現地の暮らしと森林を守るフェアトレード商品である。
しかも195ℊ 缶一本につき1円が、
現地の学校や病院建設などの事業資金として寄付される
仕組みになっている。

POP

 

アグロフォレストリーという思想と技術は、
国土の3分の2が山(森林)で構成されている日本でも、
もっと議論されてもいいんじゃないかと、ずっと前から思っていた。
PRしたい商品の一つである。

 

エクアドルの現地の風景。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

エクアドル2

エクアドル3

 

こちらはメキシコ。

メキシコ1

メキシコ2

メキシコ3

 

缶にはハチドリ・マークが印刷されている。
エクアドル・コタカイ郡のアウキ・ティテゥアニャ氏のデザインによるものだ。
これはエクアドルの先住民に伝わる
「ハチドリのひとしずく」の逸話から生まれた。

山火事を逃れようと急ぐ動物たちに対し、
「私は私にできることをしているだけ」と
小さなくちばしで一滴ずつ水を運ぶハチドリのクリキンディ。
彼女のように、燃えている地球にひとしずくを落としていきたい。
- そんなメッセージが込められている。
寄付の1円は、アウキ氏へのデザイン料として支払われている。

写真はどれも会社に保管されているもので、自分はまだ行ったことがない。
いつかこの目で見て、現地の人たちと交流したいものだ。
できれば皆さんと一緒に。
そんな思いで一日一本、せっせと飲んでいる。

もちろん、味も悪くない。
・・・って、コーヒーの味を語れる人間ではないのだけど、
酸味はあまりなく、苦みがしっかりとしていながら、
後味スッキリって感じ。
これを数年前、
“ まるで水出しコーヒーのような澄んだ味わい ” と評してくれたのは、
『通販生活』(カタログハウス社)だった。

しかもカート缶の材料は、国産材の間伐材と端材を30%以上使った
リサイクル品。

もう自販機のコーヒーは飲めなくなった。
いや、ホントです。

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