オーガニックEXPOと道の駅

8月5日(土)から一泊二日で新潟に行ってきた。
十日町を起点に松代そして津南まで駆け足でめぐる。
古くから妻有(つまり)地方と呼ばれ、
3年ごとに地域一帯をフィールドとして開催される
国際芸術祭、「越後妻有トリエンナーレ『大地の芸術祭』」
で知られる場所だ。

それは新たなミッションの可能性を探るもので、
ボリュームもさることながら
けっこう刺激的な体験でもあって、
整理するのには少々の時間がほしい。

そのあいだに、この間のトピックを報告しておきたい。
だいたい、すぐにアップできないのが
もはや時代についていけてない証拠なんだけど。。。

 

7月28日(金)と翌29日(土)、
有楽町・東京国際フォーラムで開催された
第2回「オーガニックライフスタイルEXPO」
を視察した。

3日間で入場者数約2万3千人。
出展者(社)数224。
食に限らず、衣・ファッション、コスメ、住・暮らし素材、
自然エネルギー、ガーデニング、代替医療・セルフケア、
ペットフーズ、フェアトレード雑貨・・・
ローソンなど企業の新規参入もあり、
“オーガニックな” 世界もここまで広がってきたか、
という賑わいだった。

新規就農の若者たちが積極的に参画して
きているのも、このEXPOの特徴だろうか。
ただみんな同じような野菜を並べていて、
経営を自立させる道筋は
そう簡単ではないと思わせた。

衣料品やコスメの世界も多彩になった。
センスも相当にレベルアップしている。
こういった分野からのライフスタイルの提案が、
ロハスとかエシカルと言われる層を
創り出してきたんだろうか(よく分かってないけど)。

大地を守る会コーナー。
ちょっと地味というか、
インパクト弱くない? 今回。

セミナーもいくつか覗いてみたが、
不思議なアンバランス感が残った。

なんだろう、この何かが足りない感はー。
聞いた中で光っていたのは、
パタゴニア日本支社のプレゼンくらいか。

伝統的有機農業論に若者たちの顔が見えない。
オーガニックから社会的課題解決へのメッセージが
聞こえてこない。
なんか、魂抜かれたライフスタイル提案になってないか。。。

古い人間の難癖に聞こえるかもしれないれど、
イベントの中心にいるのはまだ
オーガニック第1世代や第2世代である。
もっと、オーガニックが作り出す未来社会を
大きく描いてほしいと思ったのだった。

 

続いて7月30日(日)、
函南の道の駅「伊豆ゲートウェイ函南」では
来場者30万人を突破して、記念の大抽選会など
感謝の催しが行われた。

3ヶ月で30万人。
多いのか少ないのか、微妙な数字ではあるけれど、
当初の目標はクリアしたようではある。
しかし問題はこれからのようだ。
出店者の間では運営に不満も出されていて、
オープン前に謳われたような
“地元の人々に愛される道の駅” に育つには、
もっとしっかりした議論が必要なところである。

こっちはこっちで、なかなか難しい。
せめて……と、モノで応援する日々。
この営みから、次の提案につなげるために。

オーガニックはまだ未成熟、いや発展途上だ。
こんなもんでは終われない。

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