子供たちにホンモノの牛乳を伝えたい

今日は、某大手学習塾を運営する会社の方が来訪。
来年の春休みに、生徒さんの体験学習プログラムを組みたいと、
打ち合わせにやって来てくれたのだ。

丹那牛乳(函南東部農協) と酪農王国オラッチェを案内し、
それぞれ快く協力を約束してくれた。

東京からバスを仕立てて、親子でやってくる。
まずは牛乳工場を見学して、低温殺菌牛乳の違いについてお話しいただこう。
そんで牛舎を回って、乳しぼりを体験して、
レストランで低温殺菌と超高温殺菌の牛乳を飲み比べていただこう。
午後はジャム・ジュース・ケーキ・地ビールの工房を案内して、
花の温室では、バター作りにアイスクリーム作りを楽しんでもらおう。
お父さんが同伴されるなら、地ビールも用意できますよ。

30分あれば畑で収穫体験もできる。
しかし4月は端境期なので収穫できる野菜がないなあ。
じゃあ夏の野菜の苗を植えてもらおうか。
このちっちゃな苗からスイカができる! なんてのはどうか。
(スイカの定植はもっと後だけど。)

僕がこの打診にやる気になったのは、
学習塾がただ進学のためのお勉強だけでなく
社会見学や体験学習、能力開発(例えば囲碁講座とか) など、
子供たちの生きる力を育てたいと様々なプログラムを企画していることに
興味を持ったから。
それは少子化時代の企業戦略でもあるのだろうけど、
批評は批評として置いといて、
子供たちの味覚育成や生命教育は、
未来を守るための重要な国家的課題である。
やるべきことはやるのだ、子供たちが来てくれるなら-
ついでに親にもちょこっと刺激を・・

担当の方はとても気に入ってくれて、
良い企画が作れそうだと言ってくれた。
お昼には、レストランでランチを食べていただきながら、
実際に牛乳を飲み比べていただく。

「いや、違いますね! これは驚きだ。」
オラッチェ牛乳

このオラッチェ低温殺菌牛乳は
「大地を守る会の低温殺菌牛乳」 と同じ原乳だが、
違いはホモジナイズ(乳脂肪の均質化) の有無にある。

久しぶりに、若い頃にやった牛乳講座を
錆びた引き出しから引っ張り出す。
殺菌温度による栄養価の熱変性について
(高温殺菌のコクはタンパク質の焦げからきていることなど)、
丹那牛乳の新鮮さの根拠、低温殺菌を可能にする条件、
などなど。

子供たちに説明するには工夫が必要だけど、
そこはプロの手法も学びながら、言葉を紡いでみたい。
それでも素材は現場にあるのだ。
ここでは書けないけど、用意するちょっとした仕掛けが成功すれば、
子供たちは分かってくれるはずだ。

 

フルーツバスケットの売上には、直接的には貢献しない話である。
しかしこれが、僕らがやらなければならない
仕事のプロセスなんだと思っている。

コメは輸入できても田んぼは輸入できないように、
この牛乳から大切なものを学んでほしい。

 

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