総力戦だった「ぜいたくベジタブル」に表彰状

公開日: : 最終更新日:2016/11/26 大地を守る会, 日々日々フルーツバスケット

For the times they are a-changin’
 ~ とにかく時代は変わっていくのだ・・・

今の空気にふさわしい曲かもしれない。

そこで内心期待していたんだけど、意外なことに
ボブ・ディランはノーベル文学賞を受け取るんだそうだ。
「あ然として言葉を失っていた」って、
それで連絡も拒絶する思わせぶりはなんなんだよ。
そんでもって授賞式は「先約があるから」欠席だと。
まあ「先約」は大事だとしても、もっと尖った反応と決め台詞で
騒がしてくれることを期待した私がバカだったか。
もう聴いてやんねぇぞ!
(と言うほど聴いてたワケじゃないけど。)

 

さてと。いつものことながら
報告が遅れ遅れになってしまうんだけど、
1月11日(金)、千葉・幕張にて、
大地を守る会の「第17回全国加工食品製造者会議」
が開かれたので、ご報告を。
様々な加工食品で大地を守る会と契約するメーカーさんが
約130社ほど集まった。

昼間の第1部は藤田社長の挨拶から始まり、
商品企画コンサルタント・古西正史さんの記念講演があった。
テレビショッピングの草分けで、数々のヒット商品を生み出し、
ローソンの「健康プロジェクト」を進めた方である。

講演内容は「日本の食文化に学ぶ『食と農』のマーケティング」と題し、
商品に込められたコンセプト(本質・思い)をどう伝えるか、
というもの。
歴史から学び、日本の文化から学び、
またいくつかの商品開発事例からヒントを導き出しながら、
これからの食の価値をいかに再創造していくか、
その要諦がハイスピードで語られた。
刺激的な内容だったけど、
とにかくいろんな視点がぶち込まれていたので、
改めて咀嚼・反芻する時間が必要だ。

二つほど例を挙げれば、こんな感じ。
DIYの苦手な人でも手軽にきれいにネジ穴を開けられる
優れもののドリルが開発され、大いにPRされたのだが、
家庭で組み立てる家具を購入する人たちのニーズは、
実はドリルではなく、正確に掘られたネジ穴であった。
どこが勝ち組になったのかは、ご想像あれ。

土用の丑の日にウナギを食べる、を
「発明」したのは平賀源内である。
借金取りからの返済に困って、ウナギを売る手を考案した。
そこでつくったコピーが「土用丑の日ウナギの日」。
そのコピーを丑の日の一ヵ月前から広めた。
「ウナギ」の効用ではなく
「丑の日」を決めたのが成功の秘訣だった。

 

第2部の懇親会では、
今期上半期で開発されたヒット商品の中から
特徴ある商品開発が5つほど選ばれ、表彰式が行われた。
製造者会議初の試みである。

大賞は、大地を守る会の特別チームが取り組んだ
おやさい deli kit」にさらわれてしまったけど、
我が社が日本デルモンテ社の技術陣と組んで開発した
「野菜を飲もう!ぜいたくベジタブル」も
受賞の栄冠を勝ち取った。

表彰状を受け取った、弊社営業部・田中(右)と、
この企画をずっとコーディネートしてくれた
キッコーマン株式会社の西村円さん(左)。
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え? なんでキッコーマン?
と驚かれる方もいらっしゃるでしょうか。
日本デルモンテ社は、実はキッコーマングループの会社なんです。

宴会の余興みたいな感じだったので、
感激はあんまり湧いてこなかったけど、
まあ評価していただいたことは嬉しいことだ。
何より関係者の2年以上におよぶ努力の賜物なんだから、
誰かさんみたいに斜に構えず、
ここは素直に頂戴することにした。

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これはアイディア商品ではない。
ただひたすら原料の良さと技術のマッチングを求めた、
かなり武骨な作品である。
ただ願いは、飲む人の健康に資するジュース。

何度も試作を繰り返してくれた技術陣の皆さま、
そして “味が濃い!”(デルモンテ評)野菜を育ててくれた
千葉・さんぶ野菜ネットワークと愛知・天恵グループ、
さらには地震に遭いながらもピューレにしたトマトを
守り抜いてくれた熊本・澤村輝彦さんに、
改めて感謝を込めてご報告申し上げます。
これぞ総力戦の結果であります。

ということで生産者・関係者の皆さま、
今後ともどうぞよろしくお願いします。

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