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オラッチェで鉄人・坂井シェフを招いての美食会

2016/10/15
  • 丹那牛乳&酪農王国オラッチェ
オラッチェで鉄人・坂井シェフを招いての美食会

ビックリしたぞ!
ノーベル文学賞にボブ・ディラン!!!!!
まさに「時代は変わる」(1964年リリースの名曲)だ。

僕がディランの存在を知ったのは、その曲から10年近く後のことで、
最初は正直言ってよく分からず、周りに影響されて聴き始めた。
歌詞の意味や社会に与えた影響など、だんだんと理解するようになって、
いっとき心酔した(これは彼の望む視聴態度ではないけど)。
しかし学生時代に買ったレコードは、いつの間にかなくなっている。
持ってればよかったかしら・・・

 

ま、そんなこの世の喧騒はともかく、
酪農王国オラッチェは、ハロウィンに向けて盛り上げ中であります。

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ハロウィン本番となる10月30日(日)には、
丹那盆地を妖怪が練り歩く らしい。
現在、パレードに参加する妖怪を募集中とのこと。

妖怪パレードの後はオラッチェ・レストランにて、
地元・長光寺の柿沼忍昭住職による
「施食(せじき)」と言われる法要が行われます。
餓鬼道に堕ちた妖怪たちが、
菩薩さまに地元野菜を使った料理を振る舞われることで救われ、
消えてゆきます。
施食によって人々を貧困から救済する、という教えです。

 

そのレストランでは13日(木)、
「美食会」なる高貴なタイトルの宴席が開かれた。

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自分は素性・人品的には「妖怪」に近いほうなので、
こういう名前の会には縁がないのだけれど、
招待状をもらったので出ることにした。

招待客は王国の主たる取引先がメインかと思うが、
中に県の関係者もいる。
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実は王国では来年の春、
地元で有機ハーブ園を営む「落合ハーブ園」と共同で、
6,000㎡の観光ハーブ園を開く計画である。
もちろん無農薬で。

これには県も応援していて、
観光スポットとしてだけでなく、
ハーブを活用した食体験の場として期待されている。

挨拶する国王(酪農王国代表)、片野敏和さん。

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ウェルカム・ドリンクは、水出しハーブティ「有機マロー」。
加えてオラッチェ名物「風の谷ビール」。

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そして何と! この人が登場した。
「料理の鉄人」で一世を風靡したフレンチ・坂井宏行シェフ。

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坂井シェフが運営する渋谷のフランス料理店「ラ・ロシェル」の
工藤敏之総料理長とともに、
丹那の乳製品と有機ハーブを使ったオリジナルメニューが披露された。

自家製サーモンヒュメとサーモンのムース。
これまた地元のはちみつを使ったソースに、
ハーブが飾られている。
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続いて、富士の鶏もも肉のルーロー(きのこを中にして巻いたもの)。
ローズマリー&レモンハーブのソースがかけられ、
ジャガイモのドフィノアを添えて。
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パンはオラッチェ自家焼きパン。
バターも丹那牛乳自慢の「南箱根の厳選バター」。

そして丹那牛乳のブランマンジェ。
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パイナップルミントにオレンジの香りが・・・

こういうハイレベルの料理に対して、
僕はまったく表現する力を持たない。
食べながら想像力を膨らませたり、
一つ一つの食材を全身で記憶していく力、その上に経験が必要だ。
「うまい」とか「まあまあ」とか言いながら
漫然と食している自分が恥ずかしくなる。

「食に関わる者なら、もっと真剣に生きろ!」
  - 鉄人に一撃を食らわされたって感じである。

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最後はオーガニックコーヒーで終了。

参加者と談笑する坂井氏は、厨房とはうって変わって
気さくな方だった。
片野社長夫妻とともに一枚いただく。

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ここが春開園予定のハーブ園。
すでに一部にはラベンダーやローズマリー、ミントなどが植えられていた。

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来年6月(予定)の丹那交流会では
新たなスポットが出現していて、ハーブ摘み体験が楽しめるはず。

どうぞご期待ください。

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