北海道コーン 続報

今日の丹那盆地の風景。
雨は降ってるけど、ここまで台風の影響はあまりなく、
実りの秋の気配深まる今日この頃。

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恐れていた台風12号は低気圧になって去ってくれたが、
10号の影響がさらに深刻になってきた。
「もろこし畑」ホールカーネルの製造を委託していた
芽室町の工場(日本罐詰KK)は川の氾濫によって
大量の河川水と汚泥が流入した。
前回は浸水1mとお伝えしたが、
実際には2mに達していたとのこと。
しかも工場内に取り残された従業員が自衛隊によって救出される
という事態だった。

とまれ従業員の皆さんが無事であった事を喜びたいが、
工場の復旧・再開は目途が立たず、本工場での
今年のコーンや大豆の加工は諦めざるを得ない。
「もろこし畑(ホール)」は例年、
コーン収穫後イの一番に製造してもらっていたものだが、
これが消えただけでなく、
いくつかのコーン製品が1年切れることとなる。

上士幌町の渡部信一さんの豆類も、ほぼ今年は全滅のよう。
幕別町の平譯さんもかなりの収穫減となるだろう。
厳しい年になってしまった。。。

表土が流されたり、土砂を被った農地を
回復させるには何年もかかると言われる。
農業を離れる人も出てくるのだろうか。

 

農水省が7月に発表した2015年度の食料自給率は
6年連続で39%(カロリーベース)。
農業就業人口はついに200万人を割って192万人。
なんと前年比8.3%の減!
1990年には480万人いた農業者が、
25年間で4割になった。
300万人を割ったのが8年前だったから、
たった8年で100万人の農業者がいなくなったのだ。
これをなだれ現象と言わず、何と言うか。

上流が雪崩を起こしているのに、
下流はこの事態に気づかない。
農水省は、現在進む人口(=需要)減のなかで
現状の生産力を維持すれば、
50年には自給率は55%に上がる、
などという、人だましの長期見通しまで付け加えている。
空いた口が塞がらない。。。

いま、映画『シン・ゴジラ』をどう読むか、
という論評合戦が盛んだが、
現在進行形の実際の姿は、
あの映画で描かれた官僚・お役所の機能不全どころではないんじゃないか、
とすら思えてくる。
私たちの胃袋(=生命維持)に直結するクライシス〈危機〉
の加速的進行を目の当たりにしながら、
霞ヶ関が自己保身に汲々として、事態が黙殺されていくとしたら。
国の disintegration(崩壊)が近づいている・・・
そんな気さえしてくる。

昨今やたらお金を貸したがって訪ねてくる銀行マンに、
つい怒りを口にしてしまった。
「おクニより俺たちのほうが、
  ずっと一次産業を支えてるんだよ!」
だからって、
銀行さんにどうしろって言うワケじゃないけどね・・・

流通-販売者としては、
ない時は代替案を探さざるを得ない。
しかしそれで済むワケじゃない。
復活を後押しできるプランはないか、考えたい・・

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