薬剤耐性菌が世界的に広がっている、という話

公開日: : 最終更新日:2016/07/12 あんしんはしんどい日記, 食・農業・環境

あれも書こうかこれも伝えたいとか思っているうちに、
早くも一年の半分と一週間が過ぎて、
7日には旧暦二四節気でいう「小暑」に入った。
ということで皆様、
暑中お見舞い申し上げます。

でも梅雨明けはまだもうちょっと先。
七夕ってのは旧暦7月7日のことで、
今年でいえば8月9日になる。
新暦の七夕は梅雨の中にあり、なかなか天の川は見えないけど、
8月9日あたりは晴天の確率が高い時期である
(最近は季節が早まる傾向ですが)。
こういった暦(こよみ)感覚のズレは、
けっこう日本人の自然観の劣化に影響しているのではないか、
などと歳をとるにつれ思えてくる。

さてと・・・・・
この間の出来事からいくつか報告を。
もっと小まめに書くようにしないと、どんどん面倒になっていくね。

まず6月21日(火)。
東京・神田神保町の学士会館で、
一般財団法人 生物科学安全研究所」の評議員会が行われたので、
出席した。
この研究所の萬田富治理事長から評議員を頼まれたのが3年前
任期は4年という企業の監査役並みの長さで、
この間の紆余曲折でだいぶ立場が変わってしまったけれども、
事業内容をチェックする義務が、評議員にはある。
ということで「出てこい!」との萬田さんからのお達しである。

決算やら専門的な事業報告は省いて、
会議の冒頭で挨拶された農水省の方の話を紹介したい。

いま国際的な課題となっているのが薬剤耐性菌の問題である。
抗生物質に対する抵抗性を持つ菌が世界に拡大しつつある。
WHO(世界保健機構)からグローバルアクションプラン呼び掛けられ、
世界各国が行動計画を作成している。
日本でも現状調査とリスク評価を進め、
動物薬の適正使用の徹底を指導していく必要がある。

報告を聞いて驚いた。
この問題はずいぶん前から指摘されていたことで、
僕も会員から求められて発表したことがある。8年も前のことだ
まだこんな段階なのかと唖然とした次第である。
あるいは事態は相当に深刻になってきているともいえるか。

これは動物(家畜・養殖魚・ペットなど)だけの問題ではない。
ヒトにとっても恐ろしい近未来を予測する人もいる。
薬剤に頼らない(使用を最小限に抑える)農業・畜産・漁業の確立が、
この問題からも浮かび上がってくる。
使用基準さえ守れば安全だ(問題ない)という考え方から、
使わなくても安定した食の生産を可能にする方向へと
目標の舵を切る必要がある。
早急に、かつ国際的に。

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