「ふくしまオルガン堂」 閉店しても思いは続く・・・

公開日: : 最終更新日:2016/04/02 生産者・産地情報, 震災復興

3月20日(日)。
東京・下北沢の「ふくしまオルガン堂」が
この日をもって閉店となった。

開店の際には花を届けて、馳せ参じた気分だったのだが、
フルーツバスケット赴任後はなかなか来れなくなってしまった。
最後の日だけでも、と夕方に立ち寄った。

20160320オルガン堂①

お店には次々とゆかりのあるお客さんが顔を見せ、
3年間の労をにぎらい、また様々な思いを語り合っていた。
喜多方(旧山都町)「あいづ耕人会たべらんしょ」の浅見彰宏さん、
二本松の菅野正寿さんの姿もあり、嬉しくなる。

福島にとっての災厄は、地震・津波より原発事故だった。
本当に福島の有機農家は頑張ったと思う。
土を守るために研究や試行錯誤を繰り返し、測定しては情報公開し、
「風評被害」という鵺(ぬえ)のような敵と向かい続けた。
おかげでたくさんのことを学ばせて頂いた。
僕にとっては、労をねぎらうどころか、感謝したい気持ちだ。

ずっとボランティアスタッフとして協力した
高橋久夫さんは、厨房で忙しそう。

20160320オルガン堂②

期待してた「本日のふくしま定食」はすでに売り切れで、
残った料理をつまみに、棚に並んだ福島の酒を
右から左まで、ひと通り頂くことにした。

出版社コモンズの大江正章さん(写真奥の左)や、
CSOネットワーク事務局長の黒田かをりさん(写真手前左)とも
「お久しぶり」の再会。

20160320オルガン堂③

壁には福島の美しい風景や、
オルガン堂に関わった生産者の写真が飾られている。
彼らの思いを、若者の街・下北沢で伝え続けた3年間だった。
スタッフの方々、お疲れ様でした。
僕は数回しか来れなかったけど、みんなの笑顔と福島の酒で
いつも元気をもらってましたよ。

6時、閉店の挨拶をする浅見さん(右から2番目)。

20160320オルガン堂④

「アンテナショップとしてのオルガン堂は閉店しますが、
  希望を持って、引き続き福島の思いを発信し続けていきます。」
寂しい挨拶でなく、明るい笑顔がいい。

左から2番目の若者が、店長の佐藤達也さん。
いわきのケーキ屋さんで働いていた元パティシエだ。
実は、3月で店を閉めると聞いて、僕は達也さんをスカウトしようとした。
彼は丹那のフルーツバスケットまでやって来てくれて、
ケーキ工房を見て、一度は「やってみたい」と言ってくれたのだが、
結婚したお連れ合いとの関係で、
静岡県への赴任はついに無理となった。
ちょっと悔しい。。。けど、仕方がない。
幸せな彼を祝おうと思う。

ふくしまオルガン堂

福島と東京、生産者と消費者をつないだ
昭和の食堂のようだった「ふくしまオルガン堂・下北沢」。
このお店は閉めるけど、
「オルガン堂は、今日も、明日も、いつまでも元気です!」
今度は福島でお会いしましょう。

5月4日の山都の堰さらいに「今年はゼッタイ参加するから!」
と勢いで浅見さんに約束してしまった。
行くしかないね。

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