桃の巨匠・久津間さんと、来年に向けて・・・

公開日: : 最終更新日:2014/09/28 日々日々フルーツバスケット, 生産者・産地情報

今日、山梨県笛吹市一宮町から、
桃の生産者、久津間紀道さんと裕子さん夫妻が来社された。
久津間さんとのお付き合いは古く、
先代の故・範彦さん時代から、もう30年くらいにはなるか。
正確に思い出せない。

以前に久津間農園を紹介したのは 5年前の春 になる。
まだ範彦さんも健在だった。
範彦さんが不慮の事故で亡くなられたのは2011年4月16日。
僕は放射能対策で頭がパンパンになっていて、
あまりに突然のことでもあって、ショックで何も書けなかった。
お悔やみの文字すら浮かばなかった。

あれから3年経って、この夏、
フルーツバスケットは一つの試作に挑戦した。
久津間さんの桃を使っての桃ジャム、である。
DSC_0146

桃は足が速く、皮を剥いていく間に変色(褐変)が進んでいく。
また桃自体に酸味が少ないこともあって、無添加では難しい、
というのが相場だった。
どういう製品にするかによって規格も見定めなければならないし
(ただハネたものを使えばよいワケではない)、
その品質の原料を一定量、一度に確保できるかどうか、
加えて流通や保管の問題まで事前にクリアしておかなければならない。

数年前にも検討されたことがあったようだが、
実現には至らなかった「無添加の桃ジャム」。
それをこの夏、地元からの依頼があって、改めてトライしてみた。
そして何とか完成に漕ぎつけたのである。
伊豆産の原料を使った桃ジャムは、いまオラッチェ売店で販売されている。

完成を確認したところで、
僕は速攻で紀道さんに試作を打診した。
紀道さんも興味を示してくれて、すぐに試作用原料が届けられた。
この夏に仕上げておけば、来年の販売につなげられる。

試作品は(株)大地を守る会にも送り、一定の評価を得た。

そして今日、
今年の収穫シーズンを終えたところで、
最後の桃と自家製のジャムやジュースを持って、
夫婦で丹那まで走ってきてくれたのである。
嬉しいね。 いや、嬉しい。
久津間夫妻

味や仕上がり状態に改良の余地はないか、改良するならどうするか、
またジャム以外の可能性について、
そして原料の問題から製品化に至るまでの
様々なハードルをどうクリアするか。
楽しく、時に脱線したりしながら話し合い、
いくつもの課題を来年の春までに詰めていくことを
確認し合ったのだった。

生産者と一緒に新しい商品開発を行なう。
フルーツバスケットに行ったらまずは・・・
と描いていた構想の一つが、少し動き出した。
ゼッタイに実現させる、の決意である。

いや、そんなに気負わなくとも、
久津間さんが乗ってくれたのだ。
これは実現する、のである。

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