恵比寿で「バターづくり講座」の出前

公開日: : 最終更新日:2015/03/18 あんしんはしんどい日記, 大地を守る会, 日々日々フルーツバスケット

今日は「酪農王国オラッチェ」のスタッフとともに、
東京・恵比寿まで出かけた。

出向いた先は、恵比寿ガーデンプレイスタワー。

20150308恵比寿アカデミー⑫

その地下一階にある
恵比寿アカデミーガーデン」。

20150308恵比寿アカデミー②

これまでの学習塾や学童保育の枠を超えた、
「家庭・学校・職場に次ぐ、子供から大人まで学べる第3の学びの場」
を謳っている。
幼稚園・学校へのお迎えサービスから始まり、
算数や英語など教科の個別指導だけでなく、
絵画、書道、将棋、そろばん、音楽、英会話などなど
習い事のカリキュラムがいっぱいあって、
自由に選べる仕組みになっている。

ここで今日、「SPRINGオープンデイ講座」と銘打って
様々な体験プログラムが用意され、その一つとして、
オラッチェの定番である「バター作り体験」も
ご指名を承ったというワケ。

到着して、いただいたタイムテーブルを見ると、
読み書きレッスン、英会話、科学マジック、バレエ体験など
実にバラエティに富んでいる。
「バターを作ろう!」のあとには原宿のお米屋さんによる「お米ゼミ」
(脇で聴いてて、つい手伝ってしまった)、
隣の部屋では空手教室、といった具合。

朝10時前から、若い親子が続々と集まってくる。
午前1コマ、午後1コマ(各1時間)の2回、
「バターをつくろう!」講座を開講。
といっても僕は、オラッチェ職員のただの補助スタッフだけど。

20150308恵比寿アカデミー⑨

まずは紙芝居から。
普段はオラッチェで動物の世話をしている小野千鶴さんが、
優しい言葉で「牛の一生」と「牧場の仕事」の2本立てで紹介する。

20150308恵比寿アカデミー⑩

本来は仔牛のための牛乳をいただいていること、
乳を出すために人工授精で出産を促されていることなど、
けっこう生々しい話も盛り込まれていて、
「ええッ!」と驚き複雑な表情をした子供もいたりして、
きれいごとだけではない酪農の世界を伝えようとしていることに、
僕は共感した。
これが現代の「生きている(=食べる)」背景だからね。

続いて神尾純也さんの説明とリードで、
生クリームからバターを作る工程をやってみる。

20150308恵比寿アカデミー⑤

といってもクリームから水分を飛ばすために、
ひたすら振る作業である。
出来上がりを見るコツは、音の変化を聞き分けること。

20150308恵比寿アカデミー⑥

お母さんやお父さんに手伝ってもらいながら、
振ること10~15分、固形物が現れてくる。
これがバターだ。

20150308恵比寿アカデミー⑦

出来上がったバターをパンに塗って、食べてみる。
食べてもらいながら、いまバターが不足してきていることや、
牛乳製造過程で行われるホモジナイズ(脂肪球を壊して均一化させる
こと=ほとんどの牛乳がホモジナイズされた牛乳である)や、
殺菌温度の違いなどについて説明する。

パンに塗りだしたところで、
さりげなくジャムもテーブルごとに配って、
「よかったらジャムもどうぞ」と促す。
「どうぞお」と語尾を上げる今どきの店員になってる
おっさん・・・はたして、どんな印象だったのでしょうか。

20150308恵比寿アカデミー⑧

無添加ジャムの説明をしながら、
丹那牛乳の乳質の良さが低温殺菌牛乳を生んだこと、
バターが不足していることの背景に酪農の厳しい現実があること、
ノンホモジナイズ牛乳も試してほしいこと
(バターもわずかながら家庭で作れます)、
など補足しつつ、最後は大地を守る会のPRも
少し挟ませていただいて。

嬉しかったのはジャムが大変好評だったこと。
一週間前の東京集会でも感じたことだけど、
子供の反応は大人の思い込みによる期待とは異なったりする。
ジャムのビンから直接舐める子や、
「ねえ、このジャム買って!」とねだる子が出現して、
もう余計な言葉は不要である。
ただ素材の良さと無添加作業工程の違いを語るのみ。

 

お昼になると、
いや、実に美味しそうな食事が出てきた。

20150308恵比寿アカデミー⑪

栄養士・料理家の岩木みさきさんと
料理家の長沼梨沙子さん+スタッフの手による、
栄養バランスの行き届いた食事が並べられる。
しかも和食だ。
のり巻き、鶏と野菜の煮物、白和え、ミニ桜もち、
どれもとても美味しかった。
実は、大地を守る会の野菜や調味料も使ってもらっている。

20150308恵比寿アカデミー③

予算の厳しいフツーの学校や民間の保育では
歯が立たない取り組みかもしれない。
格差社会という言葉が脳裏をよぎったりもする。
しかし、子供たちに「食」の大切さを伝えられるなら、
場面を問わず僕らは語り続ける必要がある。
「食」から世界を見る視野を持つ子供たちが育つためにも、
僕らはもっと街に出るべきだ。

オラッチェのお二人に(上司の方にも)ー
日曜日にご協力いただき、有り難うございました。
またオファーあると思うので、ヨロシク。

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