風の谷にやってきた。

公開日: : あんしんはしんどい日記

ここはいつも風が吹いている。
爽やかな風の日もあれば、湿り気たっぷりの日もあり、
静かにそよぐ日もあれば、時に嵐のような強風が吹き荒れたりしながら、
いつも風が流れている。
ここでつくられる地ビールの名は「風の谷のビール」。
ピッタリのネーミングだと思う。
三鷹の森ジブリ美術館のカフェ 「麦わらぼうし」 でも飲まれている。

熱海と三島の間にあり、360度山に囲まれた函南(かんなみ)町丹那盆地。
標高 250mのこの盆地の下を、東海道本線の丹那トンネルと
東海道新幹線の新丹那トンネルの2本が走っている。
箱根という難所を避け、東西を地下トンネルでつなぐ
歴史的難工事が行われた場所。

数分おきに弾丸列車が走り、
日本経済にも多大な貢献をし続けている要所の上に
のどかな田園風景が横たわっているのを、
通過する乗客たちは想像できるだろうか。
大正7年から16年の歳月をかけて丹那トンネルが開通した際、
視察に訪れた高松宮様が語られた言葉が、
函南町の歴史に記されている。
「いまに旅客たちは、
このトンネルを作った時の苦心を忘れ、みんな呑気に通るのだ。」

6月16日、僕はそんな地に、
単身赴任という哀しいような楽しいような身となって
やってきた。

2014091101田んぼから見るオラッチェ

皆さま、こんにちは。
フルーツバスケットの戎谷(えびすだに)徹也です。
3ヶ月前まで大地を守る会で31年と7カ月勤務して、
子会社の農産加工会社である(株)フルーツバスケットに
専務取締役として着任しました。
偉そうだね、なんだか。

この間、取引先への挨拶回りなどしながら勉強の日々。
専務といっても加工品製造の世界はほとんど新人と同じなもんで、
現場研修も経験させてもらったりして。
大地を守る会時代から引きずっている放射能対策関連では
福島に2度足を運び、有機農業関係の集会にも参加してきました。
そして少しずつ、新しい仕事の種まきも。

気がつけば、早や3ヶ月。
ヒグラシやミンミンゼミの大合唱に覆われた夏も過ぎ、
スズムシやコオロギの羽音に癒される季節に入って、
ようやっとブログの再開を決意しました。
始めるとしんどくなると知っていながら-

ま、これからボチボチと、
FB (フルーツバスケットの略称。フェイスブックではありません)
の仕事から農産加工の世界について、
あるいは様々な活動や日々の思いなど、
書き綴っていきたいと思います。
ホームページの全面改訂にも着手しましたが、
こちらは少々時間がかかりそう。

この道の向こうにある未来を信じて-

まずは再開の口上まで。
以前と変わらぬお付き合いをいただければ、嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。

ポニー

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